THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

サッカー日本代表はなぜ強い?

2008-06-02 21:11:26 | Weblog
今テレビで、サッカー日本代表の試合が放映されてる。

海外でプレーしてる中村俊輔、松井大輔などが招集された。

しかし、それだけが日本の強さではない。

オシム監督が脳梗塞で倒れ、その後に岡田監督が監督を引き継いだ。


まず、その強さは相手チームの攻撃を限定して、

片方のサイドに追い込む(生存領域を限定させる)。

その後、ボールを奪取し攻撃に繋げる。そして、必勝の攻撃パターンで

ゴール。そのゴールまでのプロセスは、

個人技→個人戦術→グループ戦術→チーム戦術→組織戦術

この全てを含めて、「組織戦略』。このピラミット型の戦術、戦略理論が

しっかりしてるから、秩序のある攻撃、秩序のある守備が実現可能なんだと

思う。

まとめると、

個人技→個人戦術(2~3人の関係性)→グループ戦術(2~3人と2~3人)

→チーム戦術(11人全員)

この全てをチーム戦略。

この徹底した意思統一が、サッカー日本代表だけで

なく、企業組織にも通用すると思う。

時代はなぜ「共感」を必要とするのか

2008-06-02 19:37:23 | Weblog
ここ最近のムーブメントで「共感」と言う単語を耳にする。この

動きは、大前研一氏が訳した、ダニエル・ピンクの「ハイコンセプト」

と言う本がこのムーブメントを起こしてると思う。

この本が主張してるのは、6つ。

「機能」だけでは無く、「デザイン」。
「議論」より「物語」。
「個別」より「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」より「「生きがい」。


この中で、「論理」では無く「共感」と言う考えが時代にマッチした

んだと思う。しかし、何故この「共感」が必要なのか自分で考えて

見た。

おそらく一昔前の日本は、護送船団方式。トップダウン型社会。企業が宗教。

日本列島改造論(田中角栄)。自分でこれからの自分未来を0から描く必要

は無かった。しかし、この一昔前の考えがバブルと共に崩壊して

個人個人が、人生の生き甲斐や目標を立てる必要が出て来た。

しかし、個人の目標では影響力が無く、孤独感は払拭出来ない。

これを解消する為に「共感」と言う概念が今時代を駆け巡ってるんだと思う。

共感により、個人個人の目標や自己実現を束ね、コミュニティーを形成し

崩壊したコミュニティーを、新たに創る事が可能になるんだと思う。

時代のキーワードは、「共感力」と言える。