いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
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君と一緒にいたい

2018-01-27 04:40:04 | 日記
恋愛ではない部分で繋がっている相手とは、こちらの感情の起伏がない分、長く付き合っていけるように思う。ノンケなんかがそうだ。好きになってはならない相手を好きにならないし、なっても理性で諦められるということだ。それは、哀しい物語だとも思う。本当であれば誰を好きになってもいいはずなのに、それが叶わない人生を歩んできたから、そうなったのだ。そんなに好きではない相手と毎日楽しく過ごしているとも言えるかもしれない。

誰かを好きになる事は、とても苦しい。誰も好きにならない人生であれば、もっと自分のキャリアを追えたと思う。誰かと初めて待ち合わせた日、結局上手くいかないまま終わったとしたら、その帰り道にこう思うだろう。出会いなんか求めていなかったら、今日こんな無駄な時間を使わなかったはずだ、と。1人で強く生きていけるはずなのに、なぜか相手を求めてしまう。上手くいかなかったのに、またいつか、誰かを探してしまう。人はもし物質的なモノ全てを手に入れたとしても、最後に求めるのは一緒にいてくれる誰かなのかもしれない。

恋愛が始まった時、いつも思う。ああ、いずれ終わるのだろう、と。好きだけど終わる、終わるべくして終わるようなそんな予感がいつもしていた。今度こそとは思わなかった。地震が起きたら頑丈な家屋が簡単に倒壊するように、抗えないもののようにいくつもの恋愛が崩れ去っていった。でも思う。誰かを好きになれる人生で良かった、と。