6日常浪川支流の「渓魚生息環境調査」が行われた。
あらかじめ選定された何本かの種川候補を岩魚保存会ワーキンググループの
メンバーが調査にあたった。私、飯原と伊藤氏は室谷上手の渓が割り当てられた。
雪代で増水気味の出合いから竿を出し始めた。
の近くという事もあって水色も薄茶色で気分もあまりよくは無い。
早速伊藤氏にあたりがあって10センチほどのまだ回復途中のイワナが釣れた。
それからしばらくあたりの無いまま好ポイントだけをアプローチ。
本流からの遡上を期待したのだがゴミも目立って水質のせいか底の岩も泥っぽい。
それでも所々廊下や通らずに何とか上流を目指すといきなり三段の見事な滝に出会う。
釣果としてはこの滝の下の18センチイワナともう一尾、伊藤氏の同形のみ、何れも尾ビレの大きい天然ながら
黒いほっそり痩せた体形は細流にひっそりと生きる厳しい環境を感じさせる個体だった。
三段の滝の左岸を簡単に撒いた後暫く広い林道と並行して上流へ向かう。
突然行く手に7メートルの堰堤、上流にまた堰堤。少渓ながら以前は落差の激しい荒れた渓だったのだろう。
そのまま数キロか進むと一面雪渓が覆いかぶさる場面に出合った。
こんな遡行距離でいかに急高度を稼いだか想像できる。
・・・続く。
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