小生この3日(水)にシーズン最後の鮎釣りを山形の五十川で楽しんだのでした。
ご一緒したのは会の鮎つり3年目の川端氏でここのところメキネキと腕を上げ
先回では短竿で型いい鮎を次々に掛けていた名人であります。
この日は10月に入っても気温は高めで鮎釣り気分は明日禁漁とは思えないほど快調でした。
早速何時ものじっちゃんの店でオトリを仕入れて上流へ向かいました。
川の様子を伺いながらもあれだけいた鮎師を探しましたが途中のポイントで車が一台だけ。
天気とは裏腹になにか物足りなく淋しいかぎりです。
小生、渓流釣りでは川で釣り人とは極力会いたくは無いし単独釣行では家を出てから
帰宅まで誰とも会話が無い孤独感が何とも好きな時間なのであります。
同じ川釣りでも鮎釣りは違うのです。
小生は人から釣っているのを見てもらっていた方が気分がいいし実際釣れるのだから不思議です。
釣れるのには訳があるのだろうと確信を持って思っているのであります。
泳がせにしても引き釣りにしても見られていると思うとそちらを気にするものなのですな。
そうすると微妙な体の動作が竿を通してオトリを刺激?して野鮎を誘発するのだと推察する訳です。
人畜無害な年代まで来てしまうとまして女性に見られでもしたら入れ掛かり間違いなしの筈であります。
ところで上流の会長ポイントでは鮎は見えるのですが中々追わない、残念ながら空振りでありました。
そこで二人いつもの川端ポイントへ向かったのでした。
今日初めての会心の釣り、ここで盛期のあの引きも味わうことができたのでした。
雄鮎はさびが見られましたが雌鮎はまだまだ惚れ惚れするようなピカピカの輝きで
最後の鮎釣りを存分楽しんだのでした。
おまけに大アユカケを釣ったりオトリの尻尾にカニが掛かったりで
今でも思い出すと何ともオフに相応しい川端氏と本当に楽しい一日でありました。
来年まで愛しい鮎よさらばだ・・・。