スパーンという音を立てて、冬の青空に
ペットボトルロケットが飛び立ちます。
そのたびに、子ども達の歓声が公園いっぱいに
響きわたります。
---
大寒なのに、あまりにもポカポカ陽気なので
家の中にいるのはもったいない。
外に出かけることにしました。
準備です。
ゴム栓にボールの空気入れの針を挿します。
こんな感じですね。

これをボトルの先端に取り付けると、
ご覧のようになりますね。

そうしたら、それを空気入れの先端に取り付けます。
実際には、ゴム栓と空気入れの針はセットのまま
空気入れに付けたままにしておいて使います。
ゴム栓のついた空気入れと、ペットボトル、
そして発射台にするバケツを持って、広い公園へ
レッツらゴー!

晴れてるとは言っても気温は寒いので、
しっかり着込んでいきますよ。

雪がない道を歩きます。
くどいようですが、大寒なんですけどね。

公園に到着。
早速、ロケット発射準備!
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グリグリグリッと、ゴム栓をペットボトルの
口にねじ込みます。
よくねじ込むのがポイント。
ただし、空気入れの針を折らないように。
本当はこの時、水をちょっぴり入れるのが
良く飛ぶコツなんです。

けれども、残念ながらきょうの公園の水道は
元栓が閉められているらしく、出ませんでした。
凍結防止でしょうか。ちなみに、トイレは
入れないようにバリケード。
冬はトイレを済ませて公園に行きましょう。
ま、それでも水が飛び散らない分、寒くなくて
いいってことで、プラス思考で行きましょう。

水の入っていないペットボトルでも
・ゴム栓のねじ込み方(すき間など、空気の漏れ具合)
・打ち上げ角度
・発射台
・風向き
・空気入れのポンプの圧のかけ具合
などによって、飛び方がまるで違います。
すぽーーーーんと劇的に飛ぶこともあれば、
ぴろん……と目の前に落っこちることもあります。
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そうそう、水を入れないことでデメリットが
ありました。それは、重さ。
重さが稼げません。恐らくそれは加速にも
影響しますね。

それともう一つは、打ち上げの瞬間にボトル内に
高まった空気圧をゴム栓側の口から噴出することによって
飛ぶわけですが、ゴム栓側が地面や、バケツの底などの
動かないものに固定されている方が良く飛びます。
水を入れて重みがかかっていれば、バケツの中で
逆さまにすれば、ゴム栓側が重みでバケツの底に
くっついているはずなんですね。
しかし、最初のうちそれに気付かず、やっていたら、
重みがないので、まるっきり飛びが悪くて。木の枝にも
届かないほどしか飛びません。
こんなはずじゃなかったのに…。

つまり、「作用反作用の法則」が関係してきますね。
参考URL 「作用反作用の法則」について
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~future/HTML/reaction.html
強い力でボトル内の空気がゴム栓を押します。
しかし、ゴム栓がなににも固定されていないで
後退してしまうと、せっかくポンプで送り込んだ強い力が
弱まってしまうわけです。
これが、ゴム栓が押されたときに、ゴム栓側が
がっちりその力を受け止めて後ずさりしないでいれば、
ロケット側は自らがゴム栓側を押すその力で、
高く飛び立つことが出来るわけです。
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ここで、上記参照URLを見てみると、こう書いてあります。
物体Aと物体Bが力を及ぼし合う時、相互に及ぼし合う
力の一方を作用と呼び、他方を反作用と呼ぶ。
作用と反作用は、同時に一直線上で働き、
この両作用の大きさは等しく、方向は反対である。
物体Aをペットボトル、物体Bをゴム栓と置き換えると
1年生でもわかりやすいんではないでしょうか。
つまり、ペットボトル内の空気の圧(作用)により
押されているゴム栓の動き(反作用)は、同時に一直線上で
働いている一つの力で、両作用の大きさは同じで、方向は
上と下に向かっているわけです。
つまり
作 用 反 作 用
ペットボトルが押す力(飛び立とうとする力)=ゴム栓が受ける力(押し戻す力)
という、イコールの関係になっています。
ゴム栓が受ける力を減らせば、イコールで結ばれている
ペットボトルが押す力も減ります。
従って、ペットボトルが遠くへ飛ばないわけです。
作用だけがあって、反作用がなかったとしたら、
雲を押すような世界になります。
つまり、ゴム栓側がペットボトル側から押している力を
ふにゃんと吸収しちゃうと、ペットボトルは飛べないわけです。
---
厳密には関係ないかもですが、こんな諺も調べてみると
国語の勉強にもなりますね。作用、反作用に関連して
知っていても損はないかもしれません。
「柳に風」
「暖簾に腕押し」
あくまで、ついでですから。

おっと、今調べたら、作用反作用の法則は中学3年生で
習うことになっているようですね。
まぁ、遊びで原理を学んでおけば、机上の空論に
なりませんから。
---

ところで、遊びの方はキャッチするゲームに変わって
きています。だれがペットボトルを遠くまで飛ばすか。
そして、一発でボトルをキャッチできるか。
ばっちこーい!!
ちなみに、手でキャッチは位置さえ間違わなければ
比較的容易ですが、「バケツでキャッチ」は受け取る面は
広くなっても、実は難しいのです。
バケツは表面が「かたい」ですね。
作用反作用の法則によって、飛んできたボトルの力は
そのままバケツがボトルを押し戻す力と同じなわけです。
キャッチするときにやんわりとその力をバケツ側で
逃がしてあげないと、一度バケツ内に入ったかに見えても、
ボトルはストーンと跳ね返ります。
---

そんなことには関係なく、ペットボトル遊びは
とても面白いのでした。
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君たちの顔も面白いです。
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いつの間にか、地面には智江子先生達の描いた
巨大なジャックの絵が!!!
どこまで、ジャックブームは続くのでしょうか。
---
Change!! IKUEI!!
by 川上
ペットボトルロケットが飛び立ちます。
そのたびに、子ども達の歓声が公園いっぱいに
響きわたります。
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大寒なのに、あまりにもポカポカ陽気なので
家の中にいるのはもったいない。
外に出かけることにしました。
準備です。
ゴム栓にボールの空気入れの針を挿します。
こんな感じですね。
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これをボトルの先端に取り付けると、
ご覧のようになりますね。
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そうしたら、それを空気入れの先端に取り付けます。
実際には、ゴム栓と空気入れの針はセットのまま
空気入れに付けたままにしておいて使います。
ゴム栓のついた空気入れと、ペットボトル、
そして発射台にするバケツを持って、広い公園へ
レッツらゴー!
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晴れてるとは言っても気温は寒いので、
しっかり着込んでいきますよ。
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雪がない道を歩きます。
くどいようですが、大寒なんですけどね。
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公園に到着。
早速、ロケット発射準備!
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グリグリグリッと、ゴム栓をペットボトルの
口にねじ込みます。
よくねじ込むのがポイント。
ただし、空気入れの針を折らないように。
本当はこの時、水をちょっぴり入れるのが
良く飛ぶコツなんです。
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けれども、残念ながらきょうの公園の水道は
元栓が閉められているらしく、出ませんでした。
凍結防止でしょうか。ちなみに、トイレは
入れないようにバリケード。
冬はトイレを済ませて公園に行きましょう。
ま、それでも水が飛び散らない分、寒くなくて
いいってことで、プラス思考で行きましょう。
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水の入っていないペットボトルでも
・ゴム栓のねじ込み方(すき間など、空気の漏れ具合)
・打ち上げ角度
・発射台
・風向き
・空気入れのポンプの圧のかけ具合
などによって、飛び方がまるで違います。
すぽーーーーんと劇的に飛ぶこともあれば、
ぴろん……と目の前に落っこちることもあります。
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そうそう、水を入れないことでデメリットが
ありました。それは、重さ。
重さが稼げません。恐らくそれは加速にも
影響しますね。
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それともう一つは、打ち上げの瞬間にボトル内に
高まった空気圧をゴム栓側の口から噴出することによって
飛ぶわけですが、ゴム栓側が地面や、バケツの底などの
動かないものに固定されている方が良く飛びます。
水を入れて重みがかかっていれば、バケツの中で
逆さまにすれば、ゴム栓側が重みでバケツの底に
くっついているはずなんですね。
しかし、最初のうちそれに気付かず、やっていたら、
重みがないので、まるっきり飛びが悪くて。木の枝にも
届かないほどしか飛びません。
こんなはずじゃなかったのに…。
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つまり、「作用反作用の法則」が関係してきますね。
参考URL 「作用反作用の法則」について
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~future/HTML/reaction.html
強い力でボトル内の空気がゴム栓を押します。
しかし、ゴム栓がなににも固定されていないで
後退してしまうと、せっかくポンプで送り込んだ強い力が
弱まってしまうわけです。
これが、ゴム栓が押されたときに、ゴム栓側が
がっちりその力を受け止めて後ずさりしないでいれば、
ロケット側は自らがゴム栓側を押すその力で、
高く飛び立つことが出来るわけです。
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ここで、上記参照URLを見てみると、こう書いてあります。
物体Aと物体Bが力を及ぼし合う時、相互に及ぼし合う
力の一方を作用と呼び、他方を反作用と呼ぶ。
作用と反作用は、同時に一直線上で働き、
この両作用の大きさは等しく、方向は反対である。
物体Aをペットボトル、物体Bをゴム栓と置き換えると
1年生でもわかりやすいんではないでしょうか。
つまり、ペットボトル内の空気の圧(作用)により
押されているゴム栓の動き(反作用)は、同時に一直線上で
働いている一つの力で、両作用の大きさは同じで、方向は
上と下に向かっているわけです。
つまり
作 用 反 作 用
ペットボトルが押す力(飛び立とうとする力)=ゴム栓が受ける力(押し戻す力)
という、イコールの関係になっています。
ゴム栓が受ける力を減らせば、イコールで結ばれている
ペットボトルが押す力も減ります。
従って、ペットボトルが遠くへ飛ばないわけです。
作用だけがあって、反作用がなかったとしたら、
雲を押すような世界になります。
つまり、ゴム栓側がペットボトル側から押している力を
ふにゃんと吸収しちゃうと、ペットボトルは飛べないわけです。
---
厳密には関係ないかもですが、こんな諺も調べてみると
国語の勉強にもなりますね。作用、反作用に関連して
知っていても損はないかもしれません。
「柳に風」
「暖簾に腕押し」
あくまで、ついでですから。
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おっと、今調べたら、作用反作用の法則は中学3年生で
習うことになっているようですね。
まぁ、遊びで原理を学んでおけば、机上の空論に
なりませんから。
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ところで、遊びの方はキャッチするゲームに変わって
きています。だれがペットボトルを遠くまで飛ばすか。
そして、一発でボトルをキャッチできるか。
ばっちこーい!!
ちなみに、手でキャッチは位置さえ間違わなければ
比較的容易ですが、「バケツでキャッチ」は受け取る面は
広くなっても、実は難しいのです。
バケツは表面が「かたい」ですね。
作用反作用の法則によって、飛んできたボトルの力は
そのままバケツがボトルを押し戻す力と同じなわけです。
キャッチするときにやんわりとその力をバケツ側で
逃がしてあげないと、一度バケツ内に入ったかに見えても、
ボトルはストーンと跳ね返ります。
---
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そんなことには関係なく、ペットボトル遊びは
とても面白いのでした。
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君たちの顔も面白いです。
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いつの間にか、地面には智江子先生達の描いた
巨大なジャックの絵が!!!
どこまで、ジャックブームは続くのでしょうか。
---
Change!! IKUEI!!
by 川上