「でてきましたね。」

春の視力検査で　次女の視力がよくないことがわかり、眼科に通っていました。

思い込みとは怖いもので、目が悪い＝近視　と思っていて　最初に眼科で遠視ですといわれたときには、本当にビックリしました。

言葉を知ってはいましたが、子どもはもともと遠視傾向にあること、娘は今までちゃんと見えたことは一度もないのではと言われ　とにかくショックでした。そばにいても全く気がつかなかったのです。

小学校の就学前健診で　チェックされるのが普通のようですが、1年生の健診ではわからず　今年ようやく眼科へ行くことになったのですが、悔いが残って　親として申し訳ない気持ちでいっぱいでした。　早く気づけはそれだけ子どもの負担が少ないということです。　

先生の指示で　メガネを作った後　毎日自宅でシャヘイ訓練というものをはじめました。

左右の視力の差が大きいため　良いほうを隠して視力の弱いほうを使うようにするのです。　初めて３ヶ月、目標だった　1.0になり　先生が開口一番「でてきましたね。」という言葉を聴いて胸をなでおろしました。

娘に「本当に良かったね」と声をかけると、「すっごく心配だったけどよかった」とうれしそうに答えてくれました。日頃　口にはしませんでしたが、子供なりに不安を抱えていたようです。

当分の間　訓練は続けなくてはいけないようです。先のことは全く分かりませんが、我慢しつづけて頑張ったことが報われて　子どもにも何かプラスになったかもしれません。

　今夜はとても涼しくなりました