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認知症とココナッツオイル

2015-04-07 11:18:48 | 日記
スリランカ産バージンココナッツオイルを取り寄せました。
今、非常に注目されており、入荷までに2週間かかりました。

先々月、実家の母が自動車事故に遭い、それがきっかけなのか
わかりませんが、軽度の認知障害(MCI)の疑いがあります。

脳のエネルギー源はいわずと知れた「ブドウ糖」です。
脳はどの臓器よりも多くのエネルギーを消費するにもかかわらず、
そのエネルギー源となるのは通常ブドウ糖だけです。

たんぱく質や脂肪では補えません。

しかも、脳に蓄積できるブドウ糖はほんのわずか。
ごはんやパンに比べて消化吸収が速く、すぐに脳にエネルギーを
供給できる「脳のごはん」は、砂糖になりますが、糖分の過剰摂取
は他の病気を誘発します。

脳は、安静にしていても1日120g、1時間に5gものブドウ糖
を消費する、驚くべき大食いの臓器です。

しかも、脳は少量しかブドウ糖を蓄積することができないので、
常にエネルギーを補給しなければなりません。脳を使う現代、
食事回数が3回になったのも、それが原因かもしれません。

ところが、一旦、認知障害にかかりますと炭水化物などから
ブドウ糖がつくれなくなります。裏を返せば、ブドウ糖が脳に
供給されなくなるので、認知症になるといえるのです。

ブドウ糖が供給されなくなると、脳機能は著しく低下します。
しかし、人間のカラダは良くできており、炭水化物などの糖質
摂取を制限したときに、体内でケトン体と呼ばれる物質が発生し、
ブドウ糖の代わりに脳を活かし続けます。

このケトンは体内では微量しかつくられません。あくまでも
ブドウ糖供給までのピンチヒッターなのです。脳を活かさず、
殺さずの状態に維持するのが精一杯なのです。

しかし、近年の研究により、ケトン体の血中濃度を意図的に
上昇させることができる食べ物が発見されました。

それが、「ココナッツオイル」なのです。ココナッツオイルを
毎日摂取することで、認知症が改善したという報告が数多く
寄せられるようになり、日本では品不足が生じています。

65歳以上の認知症およびその予備軍は約800万人。
実に4人に1人が認知症に関わっています。もちろん、老親介護
などで若年者のライフスタイルにも大きな影響を及ぼしています。

ココナッツオイルを炭水化物のご飯やパンと一緒に摂取しても
あまり意味がありません。ブドウ糖のほうが勝るからです。

しかし、ブドウ糖をつくることができない認知症患者には、
「脳の活性化」をもたらす「ケトン」に寄せる期待が大きいの
です。私もその期待をしている者のうちの一人です。