重粒子線治療患者の生きた証し by imas

前立腺ガン患者の平凡な日々を綴ります

PSA順調に低下

2011-12-02 21:23:34 | 重粒子線治療
PSA 1.67へ低下

寒い日が続きますね。定期検査の為に、群大へ行ってきました。

途中みぞれが混じり、昨日より更に寒く感じました。



正門の奥の銀杏も黄色く色づきました。



正面受け付け脇にはクリスマスツリーが飾られていています。

自宅から群大までは、約30kmで1時間の運転です。この一年間の出来事が頭をよぎっての運転でした。

不安を抱えて何十回通ったことでしょうか?。今日もPSA数値のことが気がかりでした。

しかし、その不安も3時間後には喜びにかわっていました。


定期検査の結果は1.67で、治療後順調に低下してほっとしています。

7/1の治療終了時は9.41、8/5の検査は2.96、9/2では2.16、9/16のドックでは2.04でした。

来年の3月9日の定期検査では更なる低下を期待します。


本日のセンター





センター正面入り口より反対側の銀杏です。


重粒子線治療への思い


今、こうしてブログを綴れる事も重粒子線治療を受けられたからだと思います。

切らずに治す、まさしくそのとうりです。

身体にメスを入れることは、身体に負担がかかり、術後も経過が不安になり

精神的にもストレスがかかると思います。患者どうしの話題も副作用もなく、

治療がほんとうに行ったのか不安になる位だということです。(照射痕があるのでそんな事は

あるはずがありませんが)これで根治できれば、まさしく夢の治療だと思います。

唯一の欠点が、高額な治療費である事です。これは民間の保険で対応する以外ないと思います。

二人に一人ががんにかかり、三人に一人がそのがんで死亡する現代は、

がんにかかる生活設計をするべきです。


今回がんになった事は不幸ですが、それ以外はすべてに恵まれていました。

がんになった事も幸運かもしれませんね。

生きることは何ぞやは、生きていることは何ぞや、今何をするのか、これから何をするのか

これからの生き方、などなど 今までの自分を振り返る事ができたことが幸運です。

(まだ多少は人生が残っているはずです、ここで考え直すことができた事が幸運でした)


家内曰く三つの幸運です。生命保険の書き換え、専門医の生検、そして、重粒子線治療です。

詳しくは家内のブログで

こちらからどうぞ


皆様へ感謝

ここまで、支えてくれた家内に感謝、治療をしていただいたセンターのスタッフに感謝

入院先の日高病院スタッフに感謝、ひと月の入院で迷惑をかけた会社関係者に感謝

がんを発見して頂いた、I下病院・M本Drに感謝、そしてここまで支えてくれた全ての人に感謝