稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

中央図書館で「おすすめ本コーナー」を作ってみよう!

2024-10-20 15:30:11 | ご存知ですか?

稲城市立中央図書館では、小中学生を対象に、図書館体験講座として<「おすすめ本コーナー」を作ってみよう>という企画参加者を募集しています。
期日は11月10日(日)と24日(日)のどちらか一日
時間は午前10時~11時30分です。
定員は各日2名で計4名
先着順です。

図書館体験講座というと、貸出返却体験や、本の整理が思い浮かびますが、「おすすめ本コーナー」=「棚づくり」は個性が発揮できていいですね。

申込は10月15日(火)から、中央図書館カウンターまたは電話、メールにて受付。

※メールで申し込まれる際は、
①件名「【参加希望】おすすめ本コーナーを作ってみよう」
②氏名③電話番号④希望日時
下記アドレスまで送信してください。
inagilib@library.inagi.tokyo.jp
問合せは中央図書館 TEL 042-378-7111 へ
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清瀬の図書館

2024-10-13 15:47:44 | ご存知ですか?

先日とてもショッキングな記事を読みました。
「年度末で図書館6→2に 突然の閉館方針に利用者ら反発 東京・清瀬」
武田遼 2024年10月2日 12時00分 朝日新聞

なんと現在6館ある市の図書館のうち2館を残し、あとは閉鎖されるというのです!
信じられない暴挙だと思ったら、昨年度から着々と進められていたのですね。

清瀬市では2023年6月から10月にかけて「これからの清瀬の図書館を創造する会」という前向きなネーミングの検討会を3回にわたって開催し、その意見を踏まえて2024年3月の市議会に提案、可決されたのが、冒頭の<6館ある市の図書館のうち2館を残し、あとは閉鎖>なのです。

「これからの清瀬の図書館を創造する会」における議論の内容は同市ホームページに掲載されています。
そこで提案されている清瀬市立図書館サービス基本方針は、とても目配りの効いた内容です。
なのに、その実現方法が4館閉鎖というのがどうにも解せません。
<子供たちの読書の楽しみを広げるサービスを提供します。>
と言いながら、市民が自転車でアクセスすることができる図書館を配置している現状を大きくレベルダウンさせようとしているように思えます。
とくに清瀬けやきホール内に位置する、市内唯一の子供のための図書館である元町こども図書館を閉館するのは全く理解に苦しみます。

現在市民の中でも議論がされているようですが、同じ多摩地域の住民としてとても心配です。
行政を司る方々に、図書館があらゆる年齢の市民生活を有形無形に幅広く支え、多くの子どもたちを育んでいることを改めて認識してほしいと切に願います。
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本を借りて、おばけをつりあげよう!

2024-10-06 11:44:37 | ご存知ですか?

稲城市立中央図書館でときどき開催されるこどもチャレンジ
楽しそうな企画が登場しましたよ~!
題して
「おばけをつりあげろ!」
ハロウィンらしくおばけの遊びを準備されたそうです。
実際にどんなゲームか、ぜひ体験したいですね♪

期間は10月12日(土)~10月31日(木)まで
場所:中央図書館
挑戦できるのは、図書館の本やAV資料を10点借りた人!

問合せは稲城市立中央図書館 042-378-7111 へ
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恐竜博士がやってくる! ~「本はともだちいなぎの子」読書イベント

2024-09-22 10:00:54 | ご存知ですか?

子どもたちの読書活動推進の一環として、毎年開催されている読書イベント!
今年は10月20日に開催されます。
講師はなんとあの「かはく」=国立科学博物館から、恐竜博士がやってきます!
上野公園にある科博で恐竜の骨格標本を見たことがある方もいらっしゃることと思います。
恐竜の専門家に恐竜の話を聞ける大チャンス!
申し込みは9月28日まで。
まだ間に合います!
▽期日 10月20日(日)
▽会場 城山体験学習館
▽対象 小学生以上中学生以下
 ※小学3年生以下は保護者1名の同伴可(状況により別室待機の場合もあり)
 ※市内優先
▽定員 40名
 ※定員を超えた場合は抽選
▽申込期限 9月7日(土)~9月28日(土)
▽申込方法 申込フォームから
▽問合せ 第三図書館 TEL 042-331-1439
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市の直営を選んだ飛騨市図書館

2024-09-15 11:47:07 | ご存知ですか?

2024年9月5日発行の国会図書館カレントアウェアネス-E No.486 に、飛騨市図書館が紹介されていました。
丸ごと業者に委託したり、PFIを活用する公共図書館が多い中、飛騨市は敢えて市直営の道を選んでいるそうです。
記事タイトルは「15周年を迎えた飛騨市図書館:「直営」がもたらすもの」執筆しているのは2015年に正規職員司書として採用された西倉幸子(にしくらさちこ)さんです。

それまで同市の図書館司書は臨時職員のみでしたが、雇用期限があり、募集しても司書が採用できない年が何度もあったそうです」。
そこで飛騨市は図書館の持続と経験豊富な司書の安定雇用を図るために正規職員として西浦さんを採用することとしたのです。

正規司書を採用したら何が変わったのでしょう?
それまでは所蔵図書の貸出返却と読書推進事業にとどまっていた事業内容をどんどん拡充していきます。

まず取り組んだのが、市庁舎との複合施設であることを生かした行政連携
政策指針や重点施策のキーワードを拾い出し、特集展示や市主催イベントの関連図書の展示などを自主的に実施したそうです。
市の特産品である薬草を使ったワークショップは「魔女の集い」というイベントタイトルで評判となりました。

自主イベントでは、司書全員が企画を担当し、多彩なイベントを考案していきます。
記事では、こんな企画が紹介されています。
照明を落として夜の図書館を体験する「暗がりライブラリー」
所蔵雑誌の人気投票「雑誌総選挙」
司書による純文学の朗読会「官能小説朗読ライブ

飛騨市図書館のホームページには、
「飛ぶ図書館」図書館から離れた地域での出張貸出サービス
「Library Concert」
ボードゲームの貸出
地元の高校生発案による「図書館カフェ」の開催
おしゃべりしていい「みんなのじかん」の設定
面白い仕掛けが満載!
こんなにやって忙し過ぎない?と心配になってしまいます。

こうした積極的な事業が評価されて、「市民に活用され生活に根付いた図書館は、このまちにしかない財産を後世に伝える博物館や美術館などと同様、公共の施設であるからこそ市が責任をもって専門職を配置し、維持・発展させることが重要」との方針が採用されます。
今では正規司書が4名に増えました!

2024年7月には開館15周年を迎え、さらに使いやすく、みんなが楽しめる図書館となるために、さまざまな改革をスタート。
すでに6月から
①おしゃべりOK!
②飲み物の持ち込みが全フロアOKに!
③グループ学習席ができました!
④情報発信室の利用がフリーに!
開館15周年のポスターにはひと言
「図書館で会おう。」と書かれています。
このフレーズ、しびれます

稲城市立図書館でも正規職員として司書が配置されています
中央図書館の運営を担っているいなぎ図書館サービス株式会社のスタッフも司書資格を持つ方々です。
可能性は無限大、というかその兆しは昨年度の図書館開館50周年や、2022年の中央図書館開館15周年のイベントに現れている!
運営形態は違っても、図書館の目指す目標「市民のための図書館」は同じです。
飛騨市図書館のこれからと稲城の図書館のこれからに注目です
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