このクールな画像!
一目見ただけで惹きつけられてしまいました
これは
富士吉田市立図書館のホームページから転載させていただいたトップページ画像です。
これを見ただけで「タダものではない」図書館だということがわかりますね。
時折記事を紹介している国会図書館の
「カレントアウェアネス-E」No.421(2021.09.30)でこちらの図書館が紹介されていました。
そのタイトルが
「「らしくない図書館」をまじめにめざしています」。
富士吉田市立図書館の小佐野みはるさんの執筆です。
らしくない図書館に変身するきっかけは、2011年にブックスタート事業で接したお母さん方の「図書館ってどこにあるんですか?」の声。
リニューアルオープンしたのに、市民の視野に入っていなかったのです。
ここまでは、地方の中小図書館でもよくあるケースですが、ここからの展開がすごい!!
図書館スタッフ全員での企画書づくり、しかもその前提条件が公立図書館ではありえないものでした。
以下記事から引用です。
らしくない図書館の第1歩は,スタッフ全員に「予算がかかる・スタッフが足りない・図書館の中ではできない等,不安要素はいっさい考えないこと」という条件で,企画書を作成してもらうことだった。
提出された企画書は多く,どれもインパクト大。
これらを実施するために形を整えたり,さらなるインパクトを狙って内容を尖らせたりする作業を行う。
ただし,じっくり練っていたら意味はなく,数日から数週間で形にするというスピード感を大切に動いていく。
そして,ついに2018年スタートして現在は3年目というわけです。
今では市民からこんな声が寄せられています。(上記記事からの引用)
「富士吉田市民でよかったと思う。この図書館に来られるので。そう思っている人多いと思います。」(40代女性)
「多方面にわたるイベントに活気を感じ好感を持てます。」(70代男性)
「何度かこちらの図書館についての新聞記事を見ました。気になって来たところ……スタッフさん達の対応も素晴らしく,今では,少し遠いですが通っています。」(30代女性)
「図書館が本を借りるだけではなく,イベントをすることでいろんな人が訪れたり,活気あふれて良いと思う。本にあまり興味のない人も少しずつでも本を手にとってくれると思います。」(50代女性)
「こんなステキな図書館は他にないと思います!これからもたくさんのイベント楽しみにしています。」(20代男性)
「図書館のイメージをかえるようなイベント大好きです。今後も楽しみです。たくさんの人が図書館を利用してもらえ富士吉田のアピールになると思います。」(40代女性)
「とても素敵な場所だと感じている」(30代男性)
「いい としょかん ですね」(8歳女子)
皆さんも記事だけでなく、ぜひホームページを訪れてみてください。
意外なコンテンツがたくさん用意されています。
図書館のイメージが変わること間違いなし!
稲城の図書館も素敵ですが、さらに魅力的な図書館にしていきたいですね!
富士吉田市立図書館ホームページ
誘拐された市長の謎にあなたも挑戦してみよう!
「カレントアウェアネス-E」No.421