稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

iブラリブログ「稲城っ子と図書館」~次代へ受け継がれる図書館

2021-09-26 13:00:33 | みんとのオススメ
稲城市立図書館では、iブラリブログを発信しています。
管理者は特にスタッフコラムが好きで、図書館を支える方々の声を楽しみにしています。

しばらく訪問していなかったのですが、先日久しぶりに読むと、2021年6月29日にアップされた記事に目が留まりました。
「稲城っ子と図書館」
書かれたスタッフは稲城生まれ、稲城育ちの稲城っ子!
その方が中央図書館で働き、図書館を支えてくださっているんです!

私は転居組ですが、引っ越して最初にお世話になったのが第一図書館。
この方と同じです。
狭いスペースに所狭しと書架が並び、決して「いい環境」とは言えませんでしたが、子どもたちと絵本を選びにせっせと通ったことを思い出します。
ブログを読んで、こうやって地域の図書館が次の世代へと手渡されていくのだなと、改めて感動を覚えました。
詳しくはぜひiブラリブログをご覧ください。

iブラリブログ>スタッフコラム
「稲城っ子と図書館」>
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学校図書館の充実と学校司書配置に関する要望書

2021-09-18 16:52:16 | ご存知ですか?
<学校図書館の充実とICT教育>
稲城では、市内の公立小中学校すべてに学校図書館司書(稲城では活性化推進員)が配置されています。
学校図書館に子どもと本をつなぐ専任司書が「いつも」いる。
このことが、子どもの探求心を眠らせず、生きた学びにつなげる重要なポイントになっています。

しかし残念ながら、全国的にみると十分な達成がない状況です。
言わば稲城は先進地域なわけです。
そうした状況に対して、学校図書館を考える全国連絡会が去る9月6日、文部科学省に要望書を提出しました。
「学校図書館を考える全国連絡会」ホームページ
要望書の内容は上記ホームページに掲載されています。
要望書では「新学習指導要領の実施や、ICT教育を支える情報リテラシーの育成は、学校図書館の機能がなくては実現できない」と指摘し、その対策として「令和4年度からの学校図書館関係の地方財政措置をさらに充実させ、各義務教育諸学校に学校司書を1名配置できるよう予算措置すること」を要望しています。
これが実現すれば、稲城の先進的な施策に財源的なバックアップが得られることになります。
ICT教育の面で見ると、稲城市では徐々に学校図書館のシステム化が進みつつありますが、現在学校で進められているタブレットの配布など、デジタル機器の導入状況を見るといささか「周回遅れ」の感があります。
デジタル化は教室の中だけで完結するものではありません。
みんとは、学校全体における包括的な仕組みを整えるためにも、学校図書館の整備はその要に位置する大切な要素だと考えています。

<姉妹都市に学ぼう!>
稲城市は今年7月27日にアメリカ・フォスターシティ市と姉妹都市になりました。
「稲城市役所ホームページ」
以前ご紹介しましたが、同市の学校図書館システムはすばらしいシステムです。
「学校図書館の未来」2020年5月31日掲載
姉妹都市提携が、こうした面でプラスになるといいですね。
稲城の学校と学校図書館が、わくわくするような学びの場になることを願います。
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こども本の森 遠野

2021-09-11 18:17:29 | ご存知ですか?
ぐっと気温が下がって、「読書の秋」になってきました。

以前ご紹介した、岩手県遠野市に開館した「こども本の森 遠野」はどんな空間になったのかしらとサイトを訪れてみました。
「こども本の森 遠野」ホームページ

(こども本の森 遠野 HPより転載)
「わぁー!」って叫ぶ子供の声が聞こえてきそうな空間です。
上段の面展示をした本はどうやって取り出すのかしら?と気になりますが、きっと手の届く下段に同じ本が置かれているのでしょうね。
イメージは大阪のこども本の森に似ていますが、古い建物も生かされています。

(こども本の森 遠野 HPより転載)

いつか訪れたい図書館の一つですね。
早く感染症が沈静化しますように!
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デジタル教科書ってどんなもの?~多様な特性を持った子どもたちの学び

2021-09-04 11:30:54 | ご存知ですか?
先週デジタル教科書を取り上げましたが、頭の固い管理者は、その利点についてご紹介していませんでした

今日は東京書籍さんのサイトを参照しながら、一番の特長だと思われる点をご紹介しましょう。
(同社のサイトはとてもわかりやすいので参考にさせていただきました!)
こちらは実践例の紹介です。
「デジタル教科書・教材で学習上の困りを克服・偏りを補う」
つくば市立みどり学園義務教育学校 桜庭はるみ先生

桜庭先生は情緒に課題のある小学校一年生のクラスの国語授業を紹介しています。
授業では、以下のようにデジタル教科書をフル活用
・読み上げ機能を使った一斉音読
・読み上げ機能を使った個別音読
・デジタル教科書の「特別支援教育用データ」を印刷し、ワークシートとして配布
・デジタル教科書の付属資料を使って課題整理
・電子黒板で答え合わせ
・書き順アニメーションと一緒に空書き
・子どもたちが興味を示した事項についてリンク先の動画を見る

視覚刺激を伴う授業なので注意力が最後まで持続するのだそうです。

読み上げ機能以外にも、文字の拡大機能や、背景色の変更など子どもたちの特性に応じた表示ができます。
今まで配布された教科書を使うことが事実上できなかった子どもたちにとって、みんなと同じ内容を見る・聞くことができるというのは大きな進歩です。
一斉授業がほとんどの日本の学校教育において、デジタル教科書をどのように活かしていけるか、これからの課題ですね。

先生方や教科書作成者の研究や工夫に期待したいです

この他にも同社のサイトには以下の実践例等が紹介されています。
「デジタル教科書・教材の利点「視覚化と動き」を生かす」(算数)島根県雲南市立木次小学校
「学びにくさの壁を乗り越える」(通級指導教室 算数)横浜市立仏向小学校
東京書籍「デジタル教科書特集サイト」
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