昨年2月に都内の電子図書館開設状況をご紹介しました。
<電子図書館開設ラッシュ!~都内自治体の電子図書館開設状況2021>
2021年2月27日投稿
その後も続々と開始されていて、約半数の区市で電子図書館サービスが始められています。
多摩地域では、以下の各市が電子図書館サービスを行っています。
このうち立川市立図書館はいち早くサービスを開始した自治体ですが、外部団体からの支援を電子図書館サービスの充実にうまくつなげています。
立川市がサービスを開始したのは昨年2021年1月ですが、同年7月に市内にあるフィギュアメーカーとして有名な壽屋さんの支援を得て電子書籍270点の充実を図っています。さらに2021年12月、2022年2月にも同社からの支援で330点の電子書籍を増やし、児童図書の充実を図っています。同社では引き続き図書館に対する様々な支援を行っておられます。
こうした動きは広がっていて、今年3月には株式会社立飛ホールディングス、10月には東京立川こぶしロータリークラブからも支援を得ています。
蔵書の充実だけでなく、市内の小中学校全生徒に「たちかわ電子図書館」専用の利用カードを配布して、子どもたち1人1台配布されたタブレットPCを効果的に利用できるようにしています。
まさに理想的な事業展開です。
こうした先進事例をぜひ参考にしていただき、稲城でもぜひ総合的な取り組みが期待されますね
立川市立図書館HP