市立図書館では以前から、稲城の昔話を紙芝居で提供していますね。
その紙芝居が伊藤忠財団の助成でマルチメディアDAISYになりました。
デイジー(DAISY)とは、「Digital Accessible Information SYstem」(アクセシブルな情報システム)の略で、主に視覚障害者が利用してきたのですが、幅広い場面で情報をアクセシブルにする「システム(規格)」として、世界50か国以上で採用されている国際標準規格です。
公益財団法人伊藤忠財団は、1975年から子ども文庫への助成事業を行ってきた老舗の財団です。
2011年からは電子図書普及事業を開始し、「わいわい文庫」として電子図書を作成し、全国の学校、図書館、医療機関などの団体に寄贈しています。
なので通常は一般には利用できないのですが、おためし再生コンテンツとして、わが稲城の昔ばなし紙芝居が提供されているのです!
タイトルは「舌をぬかれたお獅子」。
市内の大丸にある、円照寺さんにまつわる昔話です。
稲城の方言版で作成されていて、懐かしい感じのするナレーションです。
大慈山円照寺さんは、多摩川三十三観音霊場でもあるので、ネットで昔話を鑑賞してから、秋晴れの日に参詣するのもオススメです