5月25、大相撲夏場所(三段目)で優勝した霧嵐さんを訪問。
だれ?と思う人もいるかもしれません。
霧嵐さんは稲敷市出身(旧江戸崎町)の大相撲力士です。
出稽古を終えた霧嵐さんにインタビューを行いました。
Q.三段目、優勝おめでとうございます。優勝前のプレッシャーも大きかったと思うのですが、その時の心境を教えてください。
A.場所前は三段目の下の方の順位だったので、目の前の一番一番を大切にし、4勝することを目標としていました。気が付いたら優勝目前、という感じで…。膝の調子が良くなかったので、正直なところ、全勝出来るとは思っていませんでした。
Q.相撲を始めたきっかけを教えてください。
A.中学3年の夏に、岐阜の合宿へ呼ばれたことが相撲を始める決め手となりました。もともと一人立ちしたい気持ちがあり「勝つも負けるも自分の力で決まるごまかしがきかない世界であることを合宿中に肌で感じて入門を決めました。中学3年の3学期から、校長先生の許可を得て部屋へ通い始め、本格的に相撲を始めたのもこの時からです。両親からも入門を勧められました。
Q.当時から体は大きかったのですか?
A.中学3年の時に身長172cmあり、体重は90kg程度でした。それから成長が止まってしまって…、現在は身長175cm、体重140kgで、力士としては小兵です。
Q.「霧嵐」という四股名の由来を教えてください。
A.ケガが続いたので、師匠から「四股名を変えてみたらどうだ?」と言われ・・・師匠から候補を出していただいた中から直感で選びました。
Q.住込みのお弟子さんということで、私たちとは生活の流れが違うと思います。場所のない日の一日の流れを教えてください。
A.朝は午前6時に起床します。午前7時から稽古で汗を流し、午前11時頃に朝昼兼用の食事をします。 午後4時まで休み、掃除をし、掃除後ちゃんこ当番はちゃんこを作り、それ以外の人は各自休憩またはジムなどで汗を流します。午後6時に食事をして、片づけ、その後は自由時間です。
Q.まじめな話しにもどりまして、今後の抱負をお聞かせください。
A.まずは幕下に定着し、十両を目指します。
Q.市民の皆さまへ一言、お願いします。
A.これからも精進して皆さまのご期待に応えられるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
そのほかのインタビュー内容は、6月27日(金)発行の広報稲敷に掲載予定です。