閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

南洲翁遺訓

2011年05月31日 | 書評 哲学
(新訳)南洲翁遺訓/松浦光修/PHP研究所/2008

西郷隆盛を敬慕し、薩摩藩に荘内藩が藩主を筆頭に留学までして教えを乞い、西郷の死後、大日本帝国憲法発布により名誉回復した西郷のために、西郷と直接会った人が記録や記憶から、西郷の教えを本としてまとめ、風呂敷にまとめ全国に配布して歩いた本である。

従って、この本は西郷の著作ではない。
また、西郷の著書は存在しない。

しかし、偉大であるがゆえに、人々が西郷を慕い、人間の生き方に関する教えを本にし、全国に配布したことだけでも読んでみる価値はあるのではなかろうか?

なお、内容は一見平易ではあるが、よく読めば難解でもあると言って差し支えないと思う。

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