書評
岸本裕史『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんの算数おもしろ攻略 改訂版 算数まるわかり辞典 4~6年生』(小学館)
(18) 対角線(補)
乗りかかった舟だ。
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どんな四角形にも、対角線は2本ある。そして、対角線が必ず垂直に交わる四角形は、ひし形と正方形なんだ。
(p195)
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凧形は?
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縦の対角線に関して対照で縦長の四角形。
(『ジーニアス英和大辞典』「kite」)
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〈凧形〉という言葉は使われなくなったらしい。なぜだろう。
〈一般的な四角形→(凧形→菱形)あるいは台形→菱形あるいは平行四辺形→長方形→正方形〉
これでは分りにくいかな。
〈一般的な台形→等脚台形→平行四辺形→菱形〉という経路と〈一般的な四角形→凧形→菱形〉という経路がある。これでいいかな。
作図して確かめてください。
(18補・終)