『冬のソナタ』を読む
「道に迷う小鳥」(下p5~23)
4 別荘の前
サンヒョクの嫉妬が、ユジンの気持ちを決めた。
*
ユジンの名を呼ぶサンヒョクの声に、深い絶望がにじんでいた。
スキー場を出た車が止まったのは、ミニョンの別荘の前だった。車を降りたミニョンはユジンの手を携えて別荘に入ろうとした。ミニョンが玄関のドアを開けようとすると、先に中から誰かがドアを開けた。
ミニョンは驚いて一歩後ずさりをした。
「ミニョン!」
喜びの笑みを浮かべてミニョンを抱きしめたのは、ほかでもなく母親のカン・ミヒだった。
(下p23)
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ミニョンとチュンサンは双生児?
まさか記憶喪失じゃないよね。
(終)