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書評 岸本裕史『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんの算数おもしろ攻略 改訂版 算数まるわかり辞典 4~6年生』(小学館) (28) 組み合わせ方と並べ方(p244~255)

2025-01-12 00:43:11 | 評論

書評

岸本裕史『ドラえもんの学習シリーズ ドラえもんの算数おもしろ攻略 改訂版 算数まるわかり辞典 4~6年生』(小学館)

(28) 組み合わせ方と並べ方(p244~245)

「並べ方」は順列のこと。

何人や何個かの「並べ方」を考えるときも、上のような図をかくといいよ。この図のことを「樹形図」というんだ。

(p245)

「樹形図」なるものを参考にしても、数えるしかない。

ところが、偽ドラえもんは跳ぶ。

3人が走る順番は、3人×2人×1人=6通り、という計算でもわかるよ。4人が走る場合は、4人×3人×2人×1人=24通りだ。これ、覚えておくと便利だよ。

(p245)

またもや暗記。

偽ドラえもんは、この「計算」の正しさを証明してくれない。

 

D 3人から1人を選ぶと、何通り?

N 3通り。

D 残った2人から1人を選ぶと? 

N 2通り。で、1人から1人なら、1通りだよ。簡単。

D じゃあ、答えは? 

N 3+2+1=6通りだね。

D 違うよ。

N 違わない。6通りで、合ってるよ。

 

誰か説明してやりなさい。

もっと言うとだね、偽ドラえもんは「組み合わせ方」の「計算」を紹介してないんだよ。なぜ? 

(28終)

 


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