2019ー5/28の追記(加筆)
小豆の栄養と効果効能がすごい!アンチエイジング効果も抜群
小豆は漢方に使われるほど優秀だった !
●アズキの持つ薬効効果
1.利尿、利水効果
2.解毒効果
3.消炎効果
4.緩下効果
5.ビタミンB1による効果
■アズキは解毒の特効薬
アズキにはビタミンB1が多く、解毒、緩下作用が大きいのです。
アズキの皮は腸の蠕動を盛んにして腸壁の汚れをとる働きをします。
また、特殊成分のサポニンが多く含まれ、腸を刺激して便通を促し、毒素を出します。
アズキは、お赤飯、小豆餅、汁粉、おはぎなど、デンプン質の食品と組み合わせて使われることが多いのですが、澱粉の消化に必要なビタミンB1が多いので理に適ったことです。
但し、白砂糖をたっぷり使うと、たちまち効果は半減するので、甘味はなるべくおさえ、黒砂糖や蜂蜜を利用した方が効率は良いのです。
塩ゆでのアズキは解毒、便通の効果が大きく、便秘に良いのですが、白砂糖を使った場合には逆に便秘になりやすいのです。
甘いアンコ物は、肥満をつくるだけでなく、細胞の働きを鈍くして便秘になりやすく、毒素が溜るため皮膚も汚れてしまいます。
けれども、本来のアズキは解毒の名人。
昔から動物などに咬まれて皮膚から毒素が入ったときの特効薬とされています。
毒素が血液中に入ると、高熱を出して苦しみます。
そんなとき、アズキの粉(生のアズキ粉ならなお強力です)を水でドンドン飲むと、利尿、解毒作用で治ってしまいます。
当然、脚気や心臓病、腎臓病のむくみを治し、お小水が出やすくなる、という働きもあります。
また、内臓の疲れもとるので、疲れやすい人はまずアズキを少しずつでも常食するようにして下さい。
玄米ご飯に炊き込むと、いつの間にか食べてしまいます。
●病弱者、妊婦は常食するとよい
アズキを続けて食べていると、母乳の出もよくなります。
催乳作用があり、ホルモンのバランスにも関係が深いからです。
ゆでるときは、ゆでこぼさず、竹の皮か笹の葉を入れて煮てみましょう。
早く軟らかくなり、また笹の葉の制ガン・利尿作用、竹の葉のビタミンKなどの作用も加わって、薬効を大きくします。
また、アズキのサポニンは制ガン作用も大きいのです。
レンコンとアズキのいとこ煮(さつま芋でも南瓜でもよい)など、塩と黒砂糖少々で、隠し味位に甘味をつけた煮物は、自然で美味しく健康的なものです。
疲れて、便通・利尿が悪かったり、腎臓の弱い人などは、ゆでこぼさずに煮たアズキをうすい塩味でおわん一杯位ご飯の代わりに食べると便通があり、お小水の出もよくなって身体が軽くなります。
疲れて体が重いときなどは、あさにおわん一杯の塩味のゆでアズキを食べると疲れがとれます。
どうしても甘くしたいなら、蜂蜜を少々入れますが、塩味の方が効果が大きいものです。
【出典】薬草の自然療法 難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著
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一部引用
牡丹餅の重要な材料でもあり、節句などの行事でも使用されている。
煮てから寒天などを加えて羊羹(ようかん)にする。
煮て小豆汁にし、お餅などを入れて汁粉にする。
煮た餡状ものに餅を入れぜんざいにしたり、かき氷にかけたり、アイスキャンディーの原料にも使用される。
古くは赤米で炊いたご飯が赤飯であったが、現在はもち米に少量の白米とアズキを混ぜて炊いたものが、
祝事の席で食す料理のひとつに白米と小豆で作った小豆粥(あづきがゆ)がある。また、日本では1月15日(小正月)に小豆粥を食する風習が年中行事として残る。
味噌や醤油を作るのに大豆の代わりに用いる例もある。
地域によってアズキと他のものを一緒に煮た「いとこ煮」「煮ごめ」という郷土料理が伝わっている。
サポニンによる鎮咳作用やタンパク質、ミネラルの作用を利用した薬膳にも欠かせない素材のひとつである。
アズキのサポニンには、血糖値を抑制する効果のあるα-グルコシダーゼ阻害作用がある。
アズキのフラボノイド類やポリフェノールにはビタミンCや抗酸化剤であるBHAと同程度の抗酸化作用を示した。
アズキ粉末には、血糖値上昇抑制作用、体重増加抑制作用、血清コレステロール濃度抑制作用、血圧上昇抑制作用が報告されている。
界面活性作用があるサポニンには、抗菌作用、溶血作用、抗炎症作用、脂質代謝改善作用などが報告されている。
アズキ煮汁抽出物は、ヒト胃がん細胞にアポトーシスを誘導したが正常細胞には影響を与えなかった。抗酸化能や肝臓の保護作用も認められている。
アズキは最も抗酸化能が高い食品の一つである
~ウィキペディア~