gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20240911k0000m040022000c
一部引用
ヘルメットに亀裂
警視庁によると、女性をはねた乗用車はブレーキをかけずに、時速約50キロで横断歩道に進入。女性は約15メートル先にはね飛ばされた。
乗用車のフロントガラスは女性の頭部がぶつかり、クモの巣状に割れていた。
運転手の20代男性は「夜遅かったため、歩行者はいないと思っていた」と供述し、その後、自動車運転処罰法違反(過失致傷)で略式起訴された。
事故で女性は、左足の開放骨折や肺挫傷など3カ月の重傷を負った。ヘルメットの前部と後部の計2カ所に亀裂が入ったが、奇跡的に頭部には大きなケガはなかった。
病院の医師は「ヘルメットをしていなかったら意識不明になっていたかもしれない」と話したという。
「命が大切」
女性は約3カ月間入院し、その後もしばらくは松葉づえでの生活が続いた。今も足の痛みがあり、病院で処方された痛み止めが欠かせない。
それでも、命を落とさなかったことは不幸中の幸いだったと考えている。
「まさかヘルメットがこんなにも守ってくれるとは思わなかった。格好や髪形を気にして避ける人もいるけれど、オシャレよりも命の方が大切。
自転車に乗るときは必ず着けてほしい」
事故をきっかけに、友人や同僚にそう呼びかけるようになった。