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それほど多くの化学薬品が必要ですか

2021年09月08日 | 日記


それほど多くの化学薬品が必要ですか

 

わたしたちは皆,毒性の疑いのある化学物質にさらされる機会を最小限にしなければなりません。これは家庭に置く化学薬品にも当てはまります。
「化学物質の曝露」と題する本はこう述べています。「屋内空気汚染は,化学物質に対する不耐性のきわめて危険な誘発因子や引き金の中に数えられている。屋内には,幾百種類もの低レベルの揮発性有機化合物が複雑に混在している」。

それで,現在使用しているさまざまな化学薬品,とりわけ殺虫剤,また揮発性溶剤を含む製品が,本当にすべて必要かどうかを吟味してください。
毒性のない代替製品を試してみたことがありますか。危険性の高い化学薬品をどうしても使う必要があるなら,すべての予防措置を講じてから使用してください。
さらに,子どもたちの手の届かない安全な場所や,揮発性のガスが漏れても害の及ばない場所に保管してください。たとえふたのついた容器に入っていても,化学物質は揮発性のガスを発する可能性のあることを忘れてはなりません。

化学物質に対する心掛けは,皮膚に付けたり,皮膚にこぼしたりしたときにも当てはまります。芳香剤をはじめとする多くの化学物質は,皮膚を通して血流に吸収されます。
ある種の薬剤の投与に貼り薬が用いられるのもそのためです。それで,もし有毒な化学物質を皮膚にこぼしたなら,「何よりも大切なのはまず最初に,皮膚に付いた化学物質をすっかり洗い落とすことである」と,「疲労か中毒か」(Tired or Toxic?)という本は述べています。

化学物質過敏症をかかえる人の中には,芳香剤に敏感な人が多くいます。芳香剤に使われる化学物質のおよそ95%は,石油から取られた合成化合物です
アセトン,ショウノウ,ベンズアルデヒド,エタノール,g-テルピネンなど,多くの化合物が成分として含まれています。そうした物質に関連した健康上の危険は公開されており,米国の場合,環境保護庁がそれを公表しています。空気清浄剤に使われている化学物質についても同じことが言えます。環境科学者たちが空気清浄剤を研究するときには,「屋内の空気をよくするものとしてではなく,汚染源として研究する」と,「カリフォルニア大学バークレー・ウェルネス・レター」(University of California at Berkeley Wellness Letter)は述べています。空気清浄剤は,悪臭を除き去るのではなく,ただそれを覆うのです。

「計算されたリスク」(Calculated Risks)という本は,「毒物学におけるきわめて重要な概念の一つに,どんな化学物質もある曝露条件下では有毒になるという点がある」と述べています。