私は,エホバの証人ではありませんが,時々,エホバの証人より配布いただいてる,冊子より
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。
地球 ― まさに完璧な位置にある
外国ではしばしば,「国」,「市」,「通り」を使って住所を表わします。
それに倣って,地球は天の川銀河という“国”の,太陽系という“市”にある,と考えてみましょう。
そうすると地球は,太陽系の中での軌道という“通り”にあることになります。
天文学と物理学の進歩により,宇宙の中で地球の占めているごくごく小さな場所がいかに優れた場所であるかが明らかになってきました。
まず,太陽系という“市”は,天の川銀河の中の銀河系ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)と呼ばれる部分に位置しています。
このゾーンは天の川銀河の中心から約2万8,000光年離れた所にあり,生命を支えるのに必要な化学元素がちょうどよい密度で存在しています。
そこより外側は化学元素が非常に少なく,逆に内側は大量の致死的な放射線などが飛び交っているため非常に危険です。
「我々は一等地に住んでいる」とサイエンティフィック・アメリカン誌(英語)は述べています。
理想的な“通り”
太陽系という“市”の中で地球が位置している“通り”,つまり軌道は,一等地の中の「一等地」です。
この軌道は,太陽から約1億5000万㌔離れた惑星系ハビタブルゾーンと呼ばれる部分にあります。
このゾーンの中では,生物が凍りつくことも焼けつくこともありません。
しかも,地球の軌道はほぼ円形で,太陽との距離は年間を通じてほとんど一定です。
太陽は,完璧な“発電所”です。安定しており,理想的な大きさで,まさにちょうどよい量のエネルギーを放射しています。
「極めて特別な恒星」と呼ばれるにふさわしい星なのです。
最高の“隣人”
地球にとって,月に勝る“隣人”はいないでしょう。月の直径は地球の4分の1を少しだけ超えています。
ですから月は,太陽系の他の衛星と比較すると,母星に対してかなり大きいと言えます。
これにも大きな意味があります。
まず,月は,地球の生態系に肝要な潮の干満を生じさせています。また,地軸の安定にも貢献しています。
このぴったりサイズの月がなければ,地球は,回るこまのようにふらついてしまうでしょう。
ついには横倒しになり,横を下にして回転するようになるかもしれません。
もしそうなれば,気候や潮流などが大きく変化し,大災害が起きるでしょう。
完璧な傾きと自転速度
地軸が23.5度傾いているおかげで,季節のサイクルが生まれ,気温が穏やかになり,変化に富む気候帯が作り出されます。
「地軸の傾きは“まさにどんぴしゃり”と言える」と,「稀有な地球」(英語)という本は述べています。
地球の自転によって生じる昼と夜の長さもちょうどよいと言えます。
もし自転周期がもっと長ければ,太陽に向いた側は焦げつき,反対側は凍りついてしまうでしょう。
逆に,1日がもっと短く,数時間ほどであるなら,高速回転の結果として暴風が吹き荒れるなど,恐ろしいことになるでしょう。
“住所”,“隣人”,自転速度 ― 地球の様々な特徴はどれも,知恵のある創造者による考え抜かれた設計の証拠です。
進化論者の物理学者ポール・デーヴィスはこう述べています。
「宇宙のスケール,荘厳さ,調和,気品,絶妙なまでの精巧さには,無神論の科学者さえ深い感動を覚える」。
これほどまでに精巧なものが偶然によって生じる,などということがあるでしょうか。
意図的な設計が明らかに感じられるのではありませんか。
2018-03-28の再掲