gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/life/f-so-tp0-200531-202005310000645
一部引用
5月5日、北海道小樽市で行者ニンニクと類似している有毒植物「イヌサフラン」を間違えて食べた40代男性が食中毒を起こし、医療機関に入院した。
誤食による食中毒の被害は毎年発生している。道の駅などで業者が行者ニンニクと間違えて有毒植物を販売したケースなどもあり、
厚生労働省など関係省庁では例年、公式ホームページで注意喚起を行っている。
また、入手ルートも疑問視されている。行者ニンニクは北海道や本州中部から北の高山地帯などに自生しているが、群生地の多くは国立公園などの国有林とされている。
フリマアプリでは北海道や山形、長野など各県から出品され「天然物」「採れたて」の説明で500グラム1580円などで出品されると、すぐに完売していた。
キロ単位で出品されているものも少なくない。
フリマアプリで出品販売されている行者ニンニクが「天然物」とすれば、国有林などで採集した可能性がある。
林野庁では「国有林で販売目的の採集を行う場合には、林産物の売買契約が必要で管轄の森林管理所に届け出る必要がある」としている。