言い訳
人によっては、口から出た
思っていなかったと言うかもしれません
人は自分の弱さについて言い訳をしやすいものです。
しかし、神と同じ見方を培って、そのような傾向に負けないようにすることができます。
パウロがクリスチャンに訓戒したとおり、『邪悪なことは憎悪し、善良なことにはしっかりと付く』
のです。
「皆さんの愛に偽善があってはなりません。悪いことは憎悪し、善いことにはしっかりと付きましょう」。
聖書(ローマ 12:9)
弱点を克服するために闘うには、正直さ、不屈の努力、自己鍛錬が必要になります。
ダビデは神に、「私を調べ、私を試みてください。私の思いと私の心をためしてください」と嘆願しました。
「主(神)よ、わたしをためし、わたしを試み、わたしの心と思いとを練りきよめてください」。
(詩編26:2)
ダビデは、神が人の内奥の傾向を正確に判断し、必要な助けを与えてくださる、ということを知っていたのです。
「口から出て来るものは心から出て来るのであり、それがその人を汚す。というのは、心の中から、悪い考え、殺人、姦淫、淫行、盗み、偽りの証言、冒とくが出て来るからだ」。
(マルコ書7:21.22)
舌を完璧に制御できる人はいません。
「わたしたちはみな何度もつまずくのです。言葉の点でつまずかない人がいれば、それは完全な人であり、全身を御することができます」。
(ヤコブ 3:2)
言葉は重要な意味を持ちます。
人の評判、仕事上の成功、対人関係がうまくいくかどうかも、話し方に大きくかかっています。
とはいえ、言葉はそれ以上の意味を持つことをご存じでしたか。
聖書によれば、人の話す言葉は内面を映し出す窓のように、本当のひととなりを明らかにします。
イエスは、「心に満ちあふれているものの中から口は語る」と述べました。
「毒蛇のような者たち、あなた方は邪悪なのに、どうして良い事柄を語れるでしょうか。心に満ちあふれているものが口から出ます」。
(マタイ 12:34)
言葉には、その人ならではの気持ちや思考や感情が表われます。
ですから、自分の話し方の傾向を分析することは重要です。
2019-06-05の補記