神はなぜ悪と苦しみを許しているのですか Ⅲ
5. 神を支配者として選んでいることをどのように示せますか
神の言葉 聖書に基づく真の崇拝を見分けて実践することによって,神を支配者として選んでいることを示せます。
「とはいえ,真の崇拝者が聖なる力と真理に導かれて父を崇拝する時が来ます。今がその時です。実際,父は,自分をそのように崇拝する人たちを求めています」。
(ヨハネ 4:23)
また,イエスに倣って政治や戦争に関与しないことにより,サタンの支配を退けていることを示せます。
「私はあなたの言葉を彼らに伝えましたが,世の人々は彼らを憎みました。私が世の人々のようではないのと同じように,彼らも世の人々のようではないからです」。
(ヨハネ 17:14)
サタンは自分の力を用いて,不道徳で有害な行為を助長しています。そのような行為を退けると,友人や親族からあざけられたり反対されたりするかもしれません。
「かつて皆さんは,恥知らずな行い,激しい欲情,飲み過ぎ,ばか騒ぎ,飲み比べ,忌まわしい偶像崇拝にふけっていましたが,世の人々の好むことを行うのはもう十分です。 堕落した放蕩の道を皆さんが人々と一緒に走り続けることはありません。それで人々は戸惑い,皆さんのことを悪く言います」。
(ペテロ第一 4:3,4)
では,どうしますか。神を愛する人たちと交わりますか。神の賢明で愛のある律法に従いますか。そうするなら,サタンがうそをついていることを証明できます。
サタンは,圧力をかけられたらだれも神の言うとおりにしない,と主張しているからです。
「正しくない人が神の王国を授けられることはない,ということを知らないのですか。思い違いをしてはなりません。性的に不道徳な人,偶像を崇拝する人,姦淫をする人,同性愛行為に身を任せる人,同性愛にふける人,盗む人,貪欲な人,酩酊する人,ののしる人,脅し取る人が神の王国を授けられることはありません」。
(コリント第一 6:9,10)
「だまされてはなりません。悪い交友は良い習慣を台無しにします」。
(コリント第一 15:33)
神が人類を愛しておられることは,悪と苦しみがいずれ終わるという保証になります。
それを信じていることを示す人は,地上での生活をいつまでも楽しむでしょう。
「神は,自分の独り子(イエス)を与えるほどに人類を愛したのです。そのようにして,独り子(イエス)に信仰を抱く人が皆,滅ぼされないで永遠の命を受けられるようにしました」。
(ヨハネ 3:16)