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偶像の不合理さ~聖書~

2020年01月08日 | 日記

 

偶像を造る者は皆むなしく、彼らの喜ぶところのものは、なんの役にも立たない。
その信者は見ることもなく、また知ることもない。ゆえに彼らは恥を受ける。
だれが神を造り、またなんの役にも立たない偶像を鋳たか。
見よ、その仲間は皆恥を受ける。その細工人らは人間にすぎない。
彼らが皆集まって立つとき、恐れて共に恥じる。
鉄の細工人はこれを造るのに炭の火をもって細工し、鎚をもってこれを造り、
強い腕をもってこれを鍛える。彼が飢えれば力は衰え、水を飲まなければ疲れはてる。
木の細工人は線を引き、鉛筆でえがき、かんなで削り、コンパスでえがき、
それを人の美しい姿にしたがって人の形に造り、家の中に安置する。
聖書(イザヤ記44:9~13)

 

 

 

 


彫刻像を形造る者はみな実在しないものであり、彼らのお気に入りの物も何の益にもならない。
それらは彼らの証人として何も見ず,何も知らない。それは彼らが恥をかくためである。
だれが神を形造ったり、単なる鋳像を鋳たりしたのか。それは全く何の益にもならなかった。
見よ、その仲間もみな恥をかくであろう。職人たちは地の人から出たのである。
彼らはみな共に集まり合う。彼らは立ち止まる。彼らは怖れる。彼らは同時に恥をかく。
かぎなたで鉄を彫る者は、炭火を使って忙しく働いた。彼はつちでそれを形造ってゆき,
その力強い腕で忙しく働く。また、彼は空腹になった。そのために力が出ない。
彼は水を飲まなかった。そのために疲れる。
木を彫る者は測り綱を張り伸ばした。彼は朱墨でそれを描き、木を削る道具でそれを作り上げ,
コンパスでそれを描いてゆき、徐々にそれを人にかたどった物に似せ,
人間の美しさのように造り、家の中に座らせる。
聖書(イザヤ書44:9~13)

 


杉を切り倒すことを業とする者がいる。彼は、ある種類の木、それも巨木を取り、
それを森林の木々の中で自分のために強くする。
彼は、月桂樹を植えた。 降り注ぐ雨が、それを大きくしてゆく。
そして、それは、人が火を燃やし続けるためのものとなった。
すなわち、彼はその一部を取って身を暖めようとする。
事実、彼は火をおこし、実際にパンを焼く。また、 自分が身をかがめるための神を作る。
彼は、それを彫刻像に作り、それに平伏する。 彼は、その半分を火の中で実際に燃やす。
その半分で、自分の食べる肉をよく焼いて満ち足りる。
また、彼は自分の身を暖めて言う「ははあ、暖まった。 火明かりを見た」と。
 しかし、彼はその残りを実際に、神に作り、 自分のための彫刻像とする。
彼は、それに平伏し、身をかがめ、 それに向かって祈って言う「わたしを救い出してください。
あなたは、わたしの神だからです」と。 彼らは、知るようにならなかった。
また、理解することもない。 彼らの目は、塗料にまみれて見えず、
その心もそうなっていて、洞察力がないからである。
そして、だれも「わたしは、その半分を火の中で燃やした。
わたしはまた、そのおき火でパンを焼いた。 わたしは、肉を焼いて食べる。
それなのに、 わたしは、その残りで、ただの忌むべきものを作ったりするものか」
と、言って、その心に思い起こすことも、知識または、 理解をもつこともない。
彼らは、灰を食っているのである。 もてあそばれたその心が彼を迷わせたのだ。
聖書(イザヤ書44:14~20)

 

彼は林の中で力を尽くし、樅を切り、柏や樫の木を選び、また、樅の木を植え、雨が育てるのを待つ。
木は薪になるもの。人はその一部を取って体を温め、一部を燃やしてパンを焼き、
その木で神を造ってそれにひれ伏し、木像に仕立ててそれを拝むのか。
また、木材の半分を燃やして火にし、肉を食べようとしてその半分の上であぶり、
食べ飽きて身が温まると、「ああ、温かい、炎が見える」などと言う。
残りの木で神を、自分のための偶像を造り、ひれ伏して拝み、祈って言う。「お救いください、あなたはわたしの神」と
彼らは悟ることもなく、理解することもない。目はふさがれていて見えず、心もふさがれていて、目覚めることはない。
反省することもなく、知識も英知もなく、「わたしは半分を燃やして火にし、
その炭火でパンを焼き、肉をあぶって食べた。残りの木で忌むべきものを造ったり、木の切れ端を拝んだりできようか」とは言わない。
彼は灰を食らい、惑わされた心は、その道を誤らせる。彼は自分の魂を救うことができず、
わたしの右の手にあるのは偽りではないか」とすら言わない。
聖書(イザヤ書44:14~20)

 

 

 

 

 

主(神)はこう言われる。
異国の民の道に倣うな。天に現れるしるしを恐れるな。それらを恐れるのは異国の民のすることだ。
もろもろの民が恐れるものは空しいもの、森から切り出された木片、木工がのみを振るって造ったもの。
金銀で飾られ、留め金をもって固定され、身動きもしない。
きゅうり畑のかかしのようで、口も利けず、歩けないので、運ばれて行く。そのようなものを恐れるな。
彼らは災いをくだすことも、幸いをもたらすこともできない。
主(神)よ、あなたに並ぶものはありません。あなたは大いなる方、御名には大いなる力があります。
諸国民の王なる主(神)よ、あなたを恐れないものはありません。それはあなたにふさわしいことです。
諸国民、諸王国の賢者の間でも、あなたに並ぶものはありません。
彼らは等しく無知で愚かです。木片にすぎない空しいものを戒めとしています。
それはタルシシュからもたらされた銀箔、ウファズの金、青や紫を衣として、木工や金細工人が造ったもの。
いずれも、巧みな職人の造ったものです。
主(神)は真理の神、命の神、永遠を支配する王。その怒りに大地は震え、その憤りに諸国の民は耐ええない。
このように彼らに言え。天と地を造らなかった神々は、地の上、天の下から滅び去る、と。
御力をもって大地を造り、知恵をもって世界を固く据え、英知をもって天を広げられた方。
主(神)が御声を発せられると、天の大水はどよめく。
地の果てから雨雲を湧き上がらせ、稲妻を放って雨を降らせ、風を倉から送り出される。
人は皆、愚かで知識に達しえない。金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。
鋳て造った像は欺瞞にすぎず、霊を持っていない。
彼らは空しく、また嘲られるもの、裁きの時が来れば滅びてしまう。
聖書(エレミヤ書10:2~10:15)

 

 

 

 

神は、このように言われた。
決して諸国民の道を学んではならない。天のしるしによって恐怖の念を抱いてはならない。
諸国民がそれによって恐怖の念を抱くからといって。
もろもろの民の習わしは単なる呼気にすぎないからである。
それは人が切り倒した森林の一本の木、かぎなたによって職人の手が作ったものにすぎない。
人は銀や金でそれを美しくする。彼らはくぎやつちでそれらを打ちつけ、どれもふらつくことのないようにする。
それらはきゅうり畑のかかしのようであり、話すことができない。それらは必ず運ばれる。
一歩も歩けないからである。それらのゆえに恐れるな。
それらは災いとなるどんなことをもなしえず、しかも、良いことを行なうことはそれらと共にはないからである」。
神よ、あなたのような方は決していません。あなたは大いなる方、あなたのみ名は力強さにおいて大いなるものです。
諸国民の王よ、だれがあなたを恐れないでしょうか。それはあなたにふさわしいことだからです。
諸国の民のすべての賢者たちの中にも、そのすべての王権の中にも、あなたのような方は決していないからです。
そして、彼らは道理をわきまえておらず、同時に愚鈍です。木は空しさの単なる勧告なのです。
板のように打ち延ばした銀はタルシシュからもたらされるもの、金はウファズからのもの、
職人と金属細工人の手とによって作られたものです。彼らの衣は青糸と赤紫に染めた羊毛。
それらはすべて熟練した人たちの作ったものです。
しかし、神(ヤハウェ、エホバ)は真実に神である。生ける神、定めのない時に至るまで王である。
その憤りのゆえに地は激動し、いかなる国民もその糾弾の下で耐え抜くことはできない。
あなた方は彼らにこのように言うであろう。
「天をも地をも造らなかった神々は、地からもこの天の下からも滅びうせる者となる」。
神はその力によって地を造った方、その知恵によって産出的な地を堅く立てた方、
その理解によって天を張り伸ばした方である。神はその声によって天に水の騒ぎを与え、
地の果てから蒸気を上らせる。神は雨のために水門溝をも造られた。そしてご自分の倉から風を出される。
すべての人は知ることがないほど道理に反する振る舞いをした。
すべての金属細工人は彫刻像のために必ず恥をかくであろう。
その鋳像は偽りであり、そのうちに霊はないからである。それらはむなしいもの、愚弄の業である。
それらは注意を向けられる時、滅びうせるのである。
聖書(エレミヤ書10:2~10:15)