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聖書中の人物で死にたいと思った人がいますか~JW.ORG~

2022年09月24日 | 日記

聖書中の人物で死にたいと思った人がいますか 


ヨブ

 ● どんな人物? ヨブの家族は裕福で,ヨブは本当の神様に心をこめて仕えていました。

 ● 死にたいと思ったのはなぜ? ヨブの身に悪い事が立て続けに起こります。すべての財産を失い,子どもたち全員を災害で亡くし,重い病気に苦しむようになりました。
あげくの果てに,問題の原因はヨブ自身にあると不当に非難されました。ヨブは「定めのない時までも生きたいとは思いません」と言いました。
「私は自分の命に嫌気が差します。生きていたくありません。放っておいてください。私の日々はまるで一呼吸のようだからです」。
(ヨブ 7:16)

 ● 何が助けになったか。ヨブは神様に祈り,周りの人にも話しました。

「私は自分の命に嫌気が差す。不満を述べ,ひどい苦しみのままに語る。神に申し上げよう。『私に有罪を宣告しないでください。なぜ私と争っているのか教えてください。
ご自分の手で造った人を退け,虐げるのは,何かあなたのためになるのでしょうか。悪人の助言に好意を示しておきながら』」。
(ヨブ 10:1~3)

問題について正しい見方ができるよう,思いやり深い友人のエリフに助けられました。何よりも,神様のアドバイスに耳を傾けました。

「ウツの地にヨブという名の人がいた。その人はとがめがなく,廉直で,神を恐れ,悪から離れていた。そして,彼には七人の息子と三人の娘が生まれた。
それに,その畜類は羊七千頭,らくだ三千頭,牛五百対,雌ろば五百頭で,それと共に非常に大勢の僕の一団を持っていた。それで,この人はすべての東洋人のうちで最も大いなる者であった」。
(ヨブ 1:1~3)

『さて,彼の息子と娘たちが長子である彼らの兄弟の家で食べたり,ぶどう酒を飲んだりしていた日のことであった。そして,使者がヨブのところに来て,言った,「牛がすき返し,雌ろばはその傍らで草を食べていましたが,そのとき,シバ人が襲ってきて,これを奪い,従者たちを剣の刃に掛けて討ち倒しました。それで,私が,ただ私ひとりが,どうにか逃げましたので,あなたにお知らせ致します」。この人がなお話しているうちに,他の人が来て,言った,「神の火が天から下り,羊と従者たちの中で燃え盛り,これを食らい尽くしました。それで,私が,ただ私ひとりが,どうにか逃げましたので,あなたにお知らせ致します」。その人がなお話しているうちに,ほかの人が来て,言った,「カルデア人が三つの分団になり,らくだに突進して,これを奪い,また従者たちを剣の刃に掛けて討ち倒しました。それで,私が,ただ私ひとりが,どうにか逃げましたので,あなたにお知らせ致します」。このほかの人がなお話しているうちに,さらにほかの人が来て,言った,「あなたのご子息や娘さんたちは,長子であるそのご兄弟の家で食べたり,ぶどう酒を飲んだりしておられました。すると,どうでしょう,荒野の地方から大風が吹いて来て,家の四隅を打ったため,それが若い人たちの上に倒れて,皆さまは死なれました。そして,私が,ただ私ひとりが,どうにか逃げましたので,あなたにお知らせ致します」。そこでヨブは起きて,そのそでなしの上着を引き裂き,その頭の髪を刈り取り,地に伏し,身をかがめて,こう言った。「わたしは裸で母の腹を出た。わたしは裸でそこに帰ろう。神(エホバ,ヤハウェ)が与え,神(エホバ,ヤハウェ)が取り去られたのだ。神(エホバ,ヤハウェ)のみ名が引き続きほめたたえられるように」。このすべてのことにおいてヨブは罪をおかさず,また神に不当なことを帰さなかった』。
(ヨブ 1:13~22)

「サタンは主(神)の前から出て行った。サタンはヨブに手を下し,頭のてっぺんから足の裏までひどい皮膚病にかからせた」。
(ヨブ 2:7)

『この後,ヨブは口を開いて,自分の生れた日をのろった。すなわちヨブは言った, 「わたしの生れた日は滅びうせよ。『男の子が,胎にやどった』と言った夜も,そのようになれ。その日は暗くなるように。神が上からこれを顧みられないように。光がこれを照さないように。やみと暗黒がこれを取りもどすように。雲が、その上にとどまるように。日を暗くする者が、これを脅かすように。その夜は、暗やみが、これを捕えるように。年の日のうちに加わらないように。月の数にもはいらないように。また、その夜は、はらむことのないように。喜びの声がそのうちに聞かれないように。日をのろう者が,これをのろうように。レビヤタンを奮い起すに巧みな者が,これをのろうように。その明けの星は暗くなるように。光を望んでも,得られないように。また,あけぼののまぶたを見ることのないように。これは,わたしの母の胎の戸を閉じず,また悩みをわたしの目に隠さなかったからである。なにゆえ,わたしは胎から出て,死ななかったのか。腹から出たとき息が絶えなかったのか。なにゆえ,ひざが,わたしを受けたのか。なにゆえ,乳ぶさがあって,わたしはそれを吸ったのか。そうしなかったならば,わたしは伏して休み,眠ったであろう。そうすればわたしは安んじており,』
(ヨブ 3:1~13)

「そしてエリフはさらに言った, 「しばらくの間,わたしのことを辛抱するように。そうすれば,わたしはあなたに告げ知らせよう。まだ,神のために言うべき言葉があるということを。わたしは遠くからわたしの知識を携えて来て,わたしを形作った方に義を帰することにする。まことに,わたしの言葉は偽りではないからである。知識の全き方があなたと共におられるのである。見よ,神は力がありながら,退けることをされない。神は心の力が強い。神は邪悪な者を生かしておくことをされず,苦しむ者たちの裁きを与えられる。神はその目を義にかなった者から離すことはない。王座にある王たちさえも―神はまた彼らを永久に座に着かせ,彼らは高められる」。
(ヨブ 36:1~7)

『この時,主(神)はつむじ風の中からヨブに答えられた, 「無知の言葉をもって,神の計りごとを暗くするこの者はだれか。あなたは腰に帯して,男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる,わたしに答えよ」』。
(ヨブ 38:1~3)

『ヨブはそれを聞いて神(エホバ,ヤハウェ)に言った。「私は今分かりました。あなたは何でも行うことができる方です。あなたが行おうとすることで,あなたに不可能なことはありません」』。
(ヨブ 42:1,2)


「それから,ヨブが友人たちのために祈ったとき,主(神)はヨブを元の繁栄に戻し,その財産を以前の二倍にされた。彼のすべての兄弟たちや姉妹たちと,かつての知人たちがそろって彼のもとに来て,食事をともにし,主(神)が彼の上にもたらしたすべての災いについて,彼をいたわり,慰め、それぞれ銀貨一枚と,金の輪一個を彼に贈った。主(神)は,ヨブの以前の半生より も,後の半生を祝福された。ヨブは羊一万四千匹,らくだ六千頭,牛千くびき,雌ろば千頭を持つようになった。また七人の息子と三人の娘をも うけた」。
(ヨブ 42:10~13)