神は愛 白髪は美の冠 白髪は輝く冠 

聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

心霊術が危険なのはなぜですか ~ 聖書

2021年10月01日 | 日記

心霊術が危険なのはなぜですか

アジアのある国でのことです。一群の人々が精霊を崇める祭りで打ち興じています。精霊が乗り移る儀式のために二人の女性が選び出され,祭りは最高潮に達します。
その女性たちは白目をむき,電気に打たれたかのように体をけいれんさせ始めます。

プエルトリコでは,霊媒(サンテロ)が雷神チャンゴという霊と交信するために降霊会を催します。霊媒は幻を描写し,部屋にいる全員が霊に取りつかれたように震え出します。

オカルトとかかわりを持つことは,多くの土地で一般的に見られます。超自然的なものを信じることは人気を集めるようになっており,それに引かれる人が増えています。
悪霊,魔術,超常現象を売り物にする書籍やゲーム,さらにテレビ番組や映画はかつてなく広く受け入れられています。

しかし聖書は,オカルトとのどんなかかわりも心霊術にほかならないと教えています。心霊術は無邪気で無害な遊びではありません。
それは未知の世界を探るといった程度のことではなく,悪霊,つまり神に反逆した邪悪な天使と接触することです。

「こうして,大きな龍は投げ落とされた。あの初めの蛇で,悪魔サタンと呼ばれ,全世界を惑わしている者である。彼は地に投げ落とされ,邪悪な天使たちも共に投げ落とされた」。
(黙示録・啓示 12:9)

「それで,天とそこに住む者たち,喜びなさい! 地と海には災いが降り掛かります。悪魔が,自分に残された時が短いことを知り,大きな怒りを抱いてあなた方の所に下ったからです」。
(黙示録・啓示 12:12)

実のところ,悪霊と心霊術の関係は釣り人と擬餌鉤の関係に似ています。釣り人はさまざまな魚を取るため,いろいろな擬餌鉤を使います。
同じように邪悪な霊もさまざまな人を自分たちの影響下に置くため,いろいろな形態の心霊術を使うのです。悪霊の支配者は,「この邪悪な事物の体制の神」と言われています。
この者は,まことの神を信じていない人々の思いを巧みにくらまし,神の言葉と目的に関する真理を理解させないようにしています。

「今の体制の神が,信仰のない人たちの思考を遮り,神に似た者であるキリストについての素晴らしい良い知らせの光が輝き渡らないようにしているのです」。
(コリント第二 4:4)


心霊術は人をどこへ導くか
邪悪な霊者の目的は端的に言うと,人々が創造者との個人的な関係を築けないようにし,誤った方向に行くよう導くことです。
悪霊は,人々が神の義にかなった要求に故意であれ無意識であれ逆らうよう影響を与えます。したがって心霊術は,神の不興,絶望,ついには破滅へと人を導きます。

「しかし,臆病な者,信仰のない者,極めて不快な汚れた者,人を殺す者,性的に不道徳な者,心霊術を行う者,偶像を崇拝する者,偽りを語る全ての者は,火と硫黄が燃える湖に投げ込まれる。その湖は第二の死を表している」。
(黙示録・啓示 21:8)

プエルトリコ出身のルイスはこう述べています。「幼い時からわたしの家族は心霊術にかかわっていました。それはうちの宗教でもあり,生き方だったのです。
将来 を予見し,タロットカードで占えるわたしの能力を特別なものと思ってはいませんでした。宝くじの当選番号を言い当てて,お金を手に入れるよう他の人を助けたことがよくありました。
こうした能力は神から授かったものと思っていましたが,聖書の知識を得て神との関係を築く障害でしかありませんでした」。

「永遠の命を得るには,唯一の真の神であるあなたと,あなたが遣わされたイエス・キリストのことを知る必要があります」。
(ヨハネ 17:3)

霊界とのかかわりは無害どころか有益だとさえ思っている人々は少なくないでしょう。そうした人々は,いわゆる親切な幽霊について話したり,心霊術の行ないによって啓発を受けるとかお金や幸福を得られると主張したりするかもしれません。しかし,それほどひどい偽りはありません。「必ず代償を払わされます」とルイスは語っています。

チャドという青年は,恐ろしい光景を見たり,床に就くたびにひどく苦しめられて目を覚ましたりするようになりました。
「わたしは毎晩,悪霊たちに攻撃されて苦しめられるようになりました」と言います。どうすれば,そのような攻撃から身を守れるでしょうか。


保護を得る方法 へ続く>>>