米国、圧勝でWBC初優勝 ストローマン快投、プエルトリコを零封
◇WBC決勝 米国8―0プエルトリコ(2017年3月22日 ドジャースタジアム)
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は22日(日本時間23日)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで決勝が行われ、米国が8―0でプエルトリコに大勝し、初優勝を果たした。先発右腕ストローマン(ブルージェイズ)が7回途中1安打無失点の快投を見せると、打線はキンズラー(タイガース)の先制2点本塁打など13安打で8点を挙げてプエルトリコを圧倒。“史上最強”チームでついに世界一の座を手にした。
両チームは17日の2次ラウンドF組で対戦し、プエルトリコが初回に一挙4点を挙げると米国の追い上げをかわして6―5で勝利。その一戦で先発したストローマンとルーゴ(メッツ)が、ともに中4日で大一番のマウンドに上がった。
#6 マーカス・ストローマン(TOR)
前回対戦では初回に6連打を浴びたストローマンだったが、この日は内野ゴロ3つで三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、2回は4番ベルトラン(アストロズ)に四球を与えるも次打者を併殺斬り。150キロ台のツーシームを武器に凡打の山を築き、安定感抜群の投球で6回まで打者3人ずつで抑える快投を披露し、7回に初安打を許した場面で中継ぎ陣にマウンドを託した。
打線は3回、先頭のルクロイが中前打で出塁すると、キンズラーがルーゴの高めに甘く入った速球を捉え左中間越え2ランで先制点。5回にはキンズラーの左前打を足がかりに無死一、二塁とすると、イエリチ(マーリンズ)の右前適時打、マカチェン(パイレーツ)の遊撃内野安打でリードを4点に広げた。7回には2死から安打と2四死球で満塁の好機を築き、クロフォード(ジャイアンツ)とスタントン(マーリンズ)の適時打で3点を追加して試合を決めた。
今大会、打線好調だったプエルトリコだがストローマンの術中にはまってわずか3安打で零敗。1次ラウンドから無傷7連勝の快進撃で決勝に進出したが、前回大会に続いて大一番で完敗し、初優勝を逃した。
過去3大会で2009年の4強が最高だった米国は、今大会は野手15人中12人がオールスター戦経験者と“史上最強”メンバーを招集。1次ラウンドでドミニカ共和国、2次Rはプエルトリコに屈してともに2位通過となったが、準決勝で侍ジャパンに競り勝った勢いで初の頂点にたどりついた。
(参照:Yahoo!ニュース! 該当記事はこちら)
カナダに在住していたこともあったので、トロント在籍のマーカス・ストローマンの快投は嬉しい限りだ!
今年のWBCも存分に楽しませてもらった!4年後のWBCも今から楽しみだ!!!
優勝おめでとう、アメリカ代表!
ナイスゲームをありがとう、プエルトリコ代表!