感じるままに・・大人の独り言

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「ジャッキー 〜 ファーストレディ 最後の使命」JFケネディ夫人・ジャクリーン・ケネデイを描いた映画

2017-06-06 22:13:00 | 映画・ドラマ・動画
先月の半ば、お一人様デーの時に、イオンシネマで観て来た映画が「ジャッキー ファーストレディ最後の使命」🎵でこちら↓


私的には、生前のジャクリーン・ケネデイのオンタイムでの記憶は余りなくて、雑誌やTVの特集で観た情報しかないのだが、彼女は" 世界で最も愛されたファッションアイコンとして当時熱狂的な人気だったらしい。

正直、彼女の情報や映像を観る限り、私の好みの女性ではないのだけど、それでも野心家で上昇志向が強く、ファッションセンスや巧みな話術や知識を駆使してファーストレディまで登りつめた彼女の生き方には、同じ女性として非常に興味深い。
若き日のジャクリーン・ケネデイはこちら↓


それより何より彼女は、アメリカでは空港の名前になる程有名で伝説的な大統領、JFケネディの大統領夫人であった事は紛れもない事実なのだ。

この映画のイントロダクションに、" 彼女がいたから、ケネディ大統領は〈永遠の伝説〉になった-世紀のファーストレディの知られざる物語 "と、書かれている様に。


ジャクリーン・ケネデイは1929年ニューヨーク出身で、父は裕福な上流階級の株式仲買人。ヴァッサー女子大に入学した後、フランス留学し、帰国後ワシントン大学に編入し卒業。

その後、「ワシントン・タイムズ・ヘラルド」に入社。ケネディとは大学在学中に知人のパーティーで知り合っていたが、別の男性と婚約中に再会し、その男性と婚約を解消。24才でケネディと結婚したらしい。(こう言うところが、計算高くてスゴいところだと思う(^_^;)
自分にとってどちらの男性が有益なのかを直感で嗅ぎ取る才能と、瞬時に翻る変わり身の早さには脱帽だ、、)


そうして、31才の時にケネディが大統領に就任し、ファーストレディとなり、結婚10年の時に、ケネディ大統領が暗殺され未亡人となってしまう。

この映画は、ケネディ大統領が暗殺された直後から、国葬を執り行う迄の彼女の心の苦悩や葛藤に心理状態、彼女を取り巻く周りの人々の思惑等を描いた作品となっている。
ジャクリーン・ケネデイを演じたナタリー・ポートマンがこちら↓


私の感想としては、ストーリーが重くて暗いので、個人的には余り感動することもなかったが、これが真実を描いているのであれば、ケネディ大統領暗殺の直後の様子を知る手立てにはなるのではと思う。

ただ、ナタリー・ポートマン演じるジャッキーの服装は素敵だったので、個人的な意見を言えば、もっと彼女の女子力とファッション性を全面的に出した形の映画なら良かったのにナァなんて思う(^_^;)

彼女のスゴいところは、大統領亡き後の若くて可哀想な未亡人だけでは終わらず、その5年後にギリシャの大富豪アリストテレス・オナシスと再婚してしまうところだ( ̄▽ ̄;)
変わり身の早さは、大統領亡き後でも健在だったのだ、、

オナシス死後は、ニューヨークに戻って編集者としての人生を歩んだらしいが、1994年に64才の若さで癌で亡くなっている。




この写真に写っている長女のキャロラインは、オバマ前大統領時代に駐日アメリカ大使を務めていた親日のキャロライン・ケネディだ。

私は、ジャッキーよりも女性としては娘のキャロラインの方が見た目も人物的にも断然好きだ🎵
キャロライン・ケネディはこちら↓


それでも自らの知性と才覚、そして深い愛でケネディ大統領を造り上げてきた名プロデュサーとしての稀にみる才能と才覚の持ち主だったジャクリーン・ケネデイ。

この作品はナタリー・ポートマン主演で、アカデミー賞やゴールデングローブ賞のノミネート作品らしいので、観てみる値打ちはあるのではないかと思う👍