寿建設の進化がとまらない。
なにがって、「伝える」ことにおいてである。
先日、『「橋の下でこんな作業をやってます」という情報発信』という稿で、福島市で施工中の天神橋耐震補修工事のことについて書いたが、その現場でまた、じつにユニークで、まことに秀逸な「伝え方」が実践されているのだ。
キーワードは「手書き」。
ネタ元は、ツイッターで話題となったこの写真だ。
(@kimjonteranさんのツイートより)
とあるインドカレー屋に貼られた「店主の置き書き」だという。
これをヒントにして、現場に登場したのがこの看板だ。
文字もレイアウトもよいが、文章がまたすぐれている。
ちなみにわたしは、
「お散歩中のワンちゃんも気をつけて渡ってくださいネッ」
「今日も楽しい一日でありますように・・・」
という、工事とは直接関係がないセンテンスが、とても気に入った。
なにより、「さすがだなぁ」と感じ入ったのは、この試みが社内で展開している「私の提案」制度において、この現場の人ではない女性社員から出たアイデアだということだ。
「手書きが流行っているので現場でもやってみては」
というアイデアが出せる環境、すなわち「改善の文化」が根づいた社風と、それをすぐさま実現する「軽いノリ」(けなしているのではありません。褒め言葉です)。それにわたしは、「凄み」すら感じてしまう。
「どんなもんだい」
この事例を紹介した『寿建設社長ブログ』が、わたしに向かってそう言っているような気がして、ジェラシーを感じて仕方がなかったが、ここはやはり素直にシャッポを脱ぐべきだろう。
みごとです。
おそれいりました。
これからも勉強させてください。
ついていきます!
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