日々のあれこれ・・・思いつくまま気の向くまま♪

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母のもの忘れ外来の受診・・・終わってみれば これまた 複雑・・・

2014-05-27 14:41:40 | 日記
無時 済みました

始めて行った 神経内科クリニックは とっても綺麗で 落ち着く場所でした

最初は母から 色々 聞き取り・・その後私たち3人からの聞き取り

しばらくして 医師の問診が始まりました

もちろん 私たち3人も同席です

最初の医師の一言・・・

”何か困っていることはありませんか?”

それに対して 母は きっぱりと

”私は特にありません”

あははは・・・・笑っちゃった・・・笑うとこではないかもしれないけど・・・

しかし 私たちからの聞き取りで 状態を把握している医師は

”そうですか?お母さんは困らないんだねー でも 回りの家族が心配なんだねー”って・・・

その後 言葉や 数字 物 によるテストをいくつか繰り返し

その時点では 医師も

”うーーーん 薬の必要は どうかなぁ??”って感じでした

その後 CT 血液検査 そして長谷川式のテスト 手足の筋力や

歩行状態 倒れやすさなどをチェックして

結果 病名が付きました

”レビー小体型認知症”に入りかけていること

パーキンソンの症状が少し出ていること・・・で

薬を服用することになりました

脳にも若干の萎縮が認められました

でも 医師が

”少し お薬飲みながら 様子見ましょうね!

 お母さん!でも 大丈夫だからね!ふつうに暮らせてるんだから

 これからも 元気でがんばりましょうね!”って言ってくれて

母も 元気な声で

”ありがとうございます!!”で終了です

また 1か月後に来院予定です

ひょっとしたら・・・との強い思いから

このもの忘れ外来の受診をすすめた私です

今の状態が把握できて 対処もできて 良かった・・と思う反面

母には結構きついことだったかな?とも感じます

医師は 的確に母の心理状態を理解してました

”プライドの高さが 拍車をかけることにも・・・”って・・・



また 受け皿である 私たちには カウンセラーの女性から

”すべて まともに受け取っていたのでは 家族が疲れます

 ある程度はスルーする気持ちをもって 付き合ってあげて下さい”との言葉もありました

今 母はなんでも 自分で出来ます・・家の中では

でも 方向感覚や 手足の筋肉 判断力は 

外を一人では 無理かもしれない・・・

今日 兄嫁さんから

”近くの公園に行こうとして 場所が分からなくなって 迷ったことがある・・”と

初耳の話も聞いて その思いはよりいっそう・・・


でも 帰り際に 近くのラーメン屋さんに寄ったとき

隣の母は 至極普通に

美味しそうに 味噌ラーメン食べてました

父に携帯で”これから帰るからねーー”って 電話して・・・

なんにも 変わってないのに 実は 頭の中で何か起きてるんだ

そう思うと かなり複雑な思いで帰宅した私です


さて 最後の締めは 父への説明です

それは 姉がひきうけてくれました

父はとても 心配性な人です

なので 相談して 病名は言わずに

”ごく初期の認知症”そう伝えることにしたんです

果たして 父がそれで納得するかは また 別な話ですが・・・


改めて 老いの悲しさ 恐ろしさを少し

垣間見た気がした私です

これから先 長い道のりがまっている気がしています

コメント (1)
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