平成22年3月 地元新聞社未採用投稿原文 その2
読者の皆様の中でもご承知の通り、来る3月13日のJRダイヤ改正は、また、内房線削減中心です。
特急さざなみ1と10号が全区間廃止。23と2号が君津止まり始発に縮小。平成17年12月の改正で指定日扱いの特急が臨時または完全な廃止であります。
館山を下り12時と上り13時は新宿発着に変更して土日運転、館山を上り11時と下り15時は運転日をかなり限定しての臨時扱い。
それだけではありません。
君津発着の総武快速が日中帯に1往復増発になっていますが、館山方面からの各駅停車の接続がまったくされていません。
今回の改正は、車の通行量増大による客の減少としていますが。逆に週末、連休は館山道はじめ接する幹線道路も渋滞で、高速バスの遅れがひどいと聞きます。
そういうところで、鉄道たる内房線が移動手段の分散のために、策をこうじるどころか、あまりにも後ろ向きな考えには理解ができません。
内輪の話では、館山駅の車両点検をする作業員を廃止とのこと。今回の本数削減の原因の一つといわれています。木更津から安房鴨川までの区間では、車両のトラブルが発生すれば、今以上に復旧作業に時間がかかる場合がでてきます。
平成18年9月の館山市議会で可決された関係の請願書には、
営利のみを追求し公共性を破棄し、地域切り捨てにつながることは許されない。
という、一言があります。
今回の改正が、地域切り捨てにつながるものであれば、この場にて、今回のダイヤ改正について強く抗議を申し上げる。