Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」  P 97

2005年09月28日 00時10分11秒 | Weblog
車内風景: その3.

車内を見渡すとお分かりの通り、シーズンとは
言え周囲には日本人観光客の姿が多い。

個人旅行だというのに、まるでツアー旅行のグ
ループと勘違いすら起こりやすい。

今日は、「私のオレンジ物語」を一つ披露させ
てください。

私も毎年海外旅行して、世界各国を旅行してい
るつもりだが、日本人観光客をあまり見かけな
かったのは北欧くらい、と思っている。

アフリカや南米でも結構日本人観光客の姿が散
見されることは珍しく無い。

そして、「旅は道連れ」と言うが、友人になる
機会も多いのだ。既に、私のホームページには
台湾人男性(東京大学卒)、ブログにも日本国
籍を取った外国人男性(新潟に本籍地、現住所)
の話をしたことがあったかと思う…。

これは、私がアメリカン・スクールへ奉職してい
た時、夏期休暇を利用してギリシャへ旅行した時
のことである。

当時は家内も忙しくてよく私自身の手作り一人旅
を楽しむこともあった。

ある夏、単独旅行でギリシャ古代遺跡巡りも終わ
り、翌日、市街地から地方へのバス旅行で隣席に
阪大女子学生が座っていた。ところが、彼女が急
に気分を悪くして困っていたので、私が持ってい
たオレンジをあげたら目的地へ到着する頃にはす
っかり良くなった、という話である。爾来帰国後
も、しばらくは、コミュニケーションが続いたが、
お互いに忙しくて中々再会が難しい。京都出身者
だったが、阪大建築学科卒業後、メキシコ大学院
建築学科に進み、そのまま、現地人と結婚して2
児の良き母親になっているが、御夫婦とも御趣味
が音楽家で日本へもコンサートを開いて来日した
ことも時々あった。ホームページも開設していて、
1度見たことがあった。

「旅は道連れ」と言うが、極最近、と、言っても
私がまだロシアから帰って来たばかりだが、帰り
の機内で隣席に座っていた若い有能なロシア人の
男性と隣り合わせとなり、長い間ロシアと日本の
関係を英語で話し合ったばかりである。英語と言
っても米語であまりにも流暢なので、どのように
勉強したのか、と聞いて見たらなんと本国で外国
企業で働いて自然に覚えたと言う。

今回の来日理由もトヨタ自動車が自分の都市(サ
ンクトペトルブルク市)に工場が建設されるとい
うことで、ビジネス訪問で名古屋、「愛・地球博」
に来たと言う。聞けば聞く程、かなりの大物だった。
詳細はまたの機会に譲ることとして、今回は意識的
にあまり家族的には突っ込まないことにしたが、な
んと成田でターニングテーブルで別れた筈なのに、
帰りの成田エクスプレスのホームでもまた一緒にな
って、握手を交わして別れを告げたが、びっくりし
ちゃった。

ほんとに、こうして旅行を通して視野が広がるばか
りでは無く、一期一会ではないが、人との関わりも
私には、実に多いのである。

かなり本筋から脱線してしまって恐縮でした。

  今日は、ここまで…。