疥癬の治療をしても全然治らなかったニャ
ヒゼンダニなんて1匹もいなかったわぁ
その代わり、とんでもないビョーキが露見
どうなってんのかねえ、まったく!つう記事を書いてるうちに、そういえば、こちらもほんまにどうなってんのかねえ、と愚痴りたくなる別件があることに気づきました。それで、カーエアコンに続くおまけの巻をupいたします。
やって来てから早4年を過ぎ、もはやたたき出そうにもたたき出せない有様になってしまったウチの半飼いネコ「ニャ」なんですが、先ごろ、全身がかゆくてかゆくてたまらん病にかかりました。それに気が付いたのは、先月、9月の中旬でした。あまりにかゆがる様子と、顔の両サイドや耳あたりを自分の手でかきむしるために、毛が抜け血がにじむ凄まじい顔相になってしまったのです。少々オーバーですが、大筋では、だいたいそんなとこです。
ノミ・ダニの駆除薬はそのちょっと前に背中に垂らしてあったので、ノミではなさそうだけどと抱き上げてみたら、全身いたるところに小さなぶつぶつが出来、それがかさぶたになっていて、とても櫛なんか通らないという惨状になっていました。
それで、いつも行き渋りがちな獣医に連れて行くと、かの先生、細かい目の櫛で背中を3回ほど軽くすいて、ひっかかったかさぶたなど見ていましたが、「うーん、これは疥癬(かいせん)のようですな。タヌキなんかからうつってきちゃうんですよ」ということで、注射2種類打ってもらつて帰ってきました。コロナ禍のなかでをかなり話題になったアベルメクチン(薬品名はイベメルメクチン)ほか1種類と思われますが、チンチーン (レジの音) の響きとともに、一、金8000円也がおらの薄い財布から出て行きました。アベルメクチンは安価であるのが特異な点であるというのですが、そうでもないなという感じでした。それはともかく、発見というのか発明というのか、開発者のひとり北里大学のなんたらいう偉い先生はもうひとりの外国人研究者とともにノーベル飴をもらっているそうです!
疥癬というビョーキはヒゼンダニ (肥前の国あたりの発祥かと思いきや、そうではなくて皮癬ダニということらしい) が寄生してひきおこす皮膚病で、ヒトも、ウマとかイヌ、ネコなどの動物もかかる。ただし、動物のヒゼンダニはヒトを刺すけれども、ヒトでは繁殖できないというのです。
というようなわけで、また10日ばかりしたら見せに来てくださいとの声を背中で聞いて帰ってきたのであります。
ところが、さらに2回この同じ注射を打ちにいったのですが、どうも完治しない。というか、相変わらず、あちこち足で掻いたり手でひっかいたり、異常にあちこち舐めまわすというような行動はやまず、体中のぶつぶつも少しは減ったかなという程度に留まっていたのであります。
それで、これってそんなにしつこい病気なの?というソボクな疑問が、おらのさらに薄くなっちまった財布あたりから立ち昇ってきたのであります。つづく
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