☆ ☆ ☆

おひっこししました

ただいま∩^ω^∩その2

2010-09-22 07:11:18 | どいつ
つづき。
目からうろこ話はもういいとして^^ω

ベルリンいて一番あわわわってなったのは
迷子の日本人の女の子をお家まで送り届けたことかな…?笑

ある日の夜、前の記事に書いた男の人と夜遅くに語学学校内のバーでお話ししてたら、
突然GLSのスタッフがわたし達の席まで来て

「あなた日本人でしょ?!お願い、ちょっと助けてくれる?
いま受付で日本人の女の子と話してるんだけど、彼女ドイツ語も英語も全く通じなくて
困ってたとこなの!よかったらちょっと通訳して!」

て言ってきて、何事かと思ってロビーに行ってみたら
スタッフ二人と涙ぐんでる日本人の女の子が一人…www
女の子っていってもわたしと同い年の大学生だったんだけど。

事情を聞いてみると、彼女は昨日ベルリンっていうかドイツに着いたばかりで、
語学学校に通いつつ、そこから徒歩5,6分のところにあるホストファミリーの元で二週間暮らすらしいんだけど、
今朝ホストマザーに学校の前まで送ってもらって、プレイスメントテストを受けて家に帰ろうと思ったら
家に帰る道を忘れてしまったらしく、お昼過ぎ(13:00)から今(21:00)に至るまで、10時間近く飲まず食わずで
街中をさまよってたらしい )^o^(

スタッフいわく、そのお家までの道のりは本当に簡単だし近いから、
地図でそのお家がある通りに○をつけてあげたんだけど、彼女が理解できてないみたいとのことで
わたしからも説明したんだけど、
「どうしても心配ならタクシー呼びますか?もし呼ぶなら学校の前まで電話でタクシー呼んであげるってスタッフの方が言ってますけど」て聞いたところ
「今日はお金全然もってなくて…」と返され
「でも車で2~3分の距離だからかなり安いと思います。所持金いくらくらいですか?」と聞いたところ

今日はガチで手ぶらなんだそうな(;;;^ω^)
財布も携帯も飲み物もポーチも何もないという事件www
初日はプレイスメントテストだけで帰れると思ったらしい。
いや、だにしても財布と携帯くらい持ってくるだろうJK( ´・ω・`;;;)

地図を渡して説明しても、一人じゃ帰れなそうな感じだったので
結局わたしとドイツ人の友達の二人で送ることに…
で、その地図に書いてあった通りとやらには割とすぐ着いて
「よかったじゃん、着いたね!ここ見覚えあるでしょ?で、どのアパートなの?」
とたずねたところ、どの建物だったかも度忘れした模様 )))^o^((( パーン

ホストファミリーの名前しか覚えてないということで、
大量にあるアパートの郵便受けを一軒一軒見てまわるわたし達www
やっと見つけたときには捜索して約1時間が経過していました笑

ホストマザーに彼女を引き渡したら、「どうもありがとう、良かったら上がっていって!」て言ってくれて
すごくフレンドリーないいおばあさんだった( *´ー`*)

もう迷子にならないでね~って言ってお別れしたけど、
彼女があのあとちゃんと日本に帰れたのか心配……笑

こういううっかり者の子もいるんだなーなんてぼんやり思ったけど、
考えてみたらTuebingen着いた頃のわたしなんて
ほんっとーに余裕というものが一切なくて
言葉を喋るのにも、事務手続きするのも常に必死で
最初はかなり心細かったし、人に頼ってばっかりだったんだよなー。

いつの間にか、一人で偉くなったような気でいたけど
いま自分に余裕ができたからって、あの頃お世話になった人たちへの
感謝の念を忘れちゃいかんなあってふと思いました。

あら、また目からうろこが…wwwww


ベルリンにいた三週間の中で一番嬉しかったのは、
半年前に来たときにならっていた二人の先生に挨拶しに行ったら、
二人ともちゃんと私のこと名前まで覚えていてくれたこと!
ここは本当に生徒の入れ替わりが一年中激しいから、私が去ったあとも
沢山沢山新しい生徒が来ては去っていった訳で、
私のことなんて覚えてくれてないだろうなぁ……なんて思ってたのに。
「元気そうでよかった、また会えて私も嬉しい!
 Tuebingenに戻ったあともまたいつでも来てね、わたしはいつでもここにいるからね」
って言ってくれて、涙が出そうだったよー(´;ω;`)
もっかい先生に会いたくてここに来たんだよ!ほんとに。
もう一生会えないのかなぁなんて三月には思ってたけど、もう一度会えてよかった。

両親と過ごした一週間もあわせれば、約一カ月もの間ベルリンにいたわけで
その間、何回か「Tuebingenが恋しいなぁ」と考えたりもしたんだけど、
いざTuebingenに帰るってなったら、「やだーベルリンずっといたい!!!」て考えてしまったぜ( ´・ω・`)

ベルリンは本当にわたしの留学の原点なんだな。

はじめてドイツ語を使って生活した場所。
はじめて友達を作った場所。
「もっともっとドイツ語できるようになりたい!」って思った場所。

久々にまたここに来て、半年前の
「ここがドイツかぁ……!!!!」って考えてた新鮮な気持ちを思い出して、
また頑張ろうって思えました。

前回の日記で色々女々しいこと言っちゃったけど、
やっぱわたし何だかんだでドイツすきだぁ。
今の生活すき。
ドイツ語すき!

愚痴はちょいちょいここに書いちゃうと思うけど(だってここくらいしか感情を吐露できるとこがないんだもん!笑)
生温かい目で見守ってやってください笑

さて明日からは、なんと日本からS木がやってくるwwwww
実に7カ月以上ぶりの再会wwwww
wktk><
いやあなんか緊張するな…
夜は部屋でスナックつまみつつバーローの映画観てニヤニヤしたいなwwww
弁当はいつも一人!wwwwwwwwwwww
あーーまさかドイツでこんなノリができる日がやってくるなんてwww

しかしS木はたった四日間で日本に帰ってしまうのです!
帰りは成田空港に着いたその足でそのまま学校の授業いくとかテラーハードwwww
四日間充実した日々を過ごせるように色々計画練らねば^ω^

途中で一泊二日でハイデルベルクに旅行するんです!
楽しみ♥

いまから部屋の片づけしなきゃーー

ただいま∩^ω^∩その1

2010-09-22 05:33:53 | どいつ
だいぶ久々の更新ですが…こんにちは^ω^
約三週間にわたる語学学校の日々を終えて、18日の土曜にTuebingenに帰ってきました!!
書きたいことが沢山ありすぎるので、
まずは写真でだいたいのダイジェストをば……笑


なぜかタイマッサージに行ったり




大好きなAlte Nationalgaralieには年間パス(20€)を買って5,6回通いつめたり…




フリードリヒの絵が素敵すぎる!
何時間でもみていたい…(*´Д`*)


社会人のドイツ人の友達と一緒に、
彼の上司夫妻のお家に遊びに行ってお昼をごちそうになったり、
スクリーンを使って映画鑑賞会をしたり。(映画の写真も撮ろうとしたけどバッテリー切れた…残念;ω;)







あ!これGLSの寮ね。
なぜか5人部屋を2人で使えたので超快適でした♥

ロフトもあるし♥



Tuebingenでできたタンデムの友達が、ベルリンの実家に今はいるということで
久しぶりに会ってラーメン屋(ベルリンにはラーメン専門店が2件あるのです!!!!)行ってきたり


偶然発見した、日本人の女のひとがやってる
原宿クレープ屋によってみたり。



美味しかったー♥
ベルリンでまさか日本のクレープが食べられるなんてwww



「おりしり!」wwwww惜しすぎるwwwwしりwww

写真載せたらきりないけど、他にもたっくさん!!
勉強だけじゃなく、楽しい経験もいっぱいできて満足です^ω^

勉強といえば、今回は2月に比べて大分難しいクラスに入れられて…
政治外交や時事問題についてディスカッションをしまくるのがかなり難易度高くて大変だったけど
でも一つのテーマについて色んな国籍の人が自分の意見を述べ合うって面白いなーって思いました。
やっぱ国が違うとそれだけ色んな意見があるんだなと。
自分の意見や、自分の国のことを知ってもらえるのが嬉しい。
周りは10年近くドイツ語やってる人ばっかりで、
みんなが本気でディスカッションするとスピードがすごすぎてついてくのにだいぶ必死だったけど、
ここまで頭働かせたのって久々でなんか心地よい疲れを感じることができた( ´∀`)

しかし政治外交だの法制度だのについて人と話し合うのってなかなか苦労も伴うなー。
あ、ここからちょっとした愚痴になっちゃうんですけど(・ω・;)


死刑制度についてクラス内で議論してたとき、
死刑存置国出身なのはクラスに私しかいなくて(まわりはEU加盟国出身ばっか…)
色々否定的な意見を言われたのも結構しゅんとなった( ´・ω・`)
(死刑については今まで2回も英語の授業内で自らプレゼンやったくらい
思うことが沢山あって、ここで書きだしたらキリないからまた今度ww)

あと、
GLS内でドイツ人の男の人と一人知り合って(ここはドイツ語だけの語学学校じゃなく、ドイツ人向けの外国語コースもあるんです)、
彼もここの寮に住んでるということで
毎晩22時くらいに学校のロビーで会っては2時間くらい語りあかしてたんだけど、
途中から宗教の話になって、そこから色々あって日本の某近隣国の話題になって、
なぜか慰安婦問題の話題にまで発展して、そこでも色々否定的な意見を言われ…
まぁ彼はその国に彼女がいるから、若干洗脳されてるとこがあるんだろうなあ( ´・ω・`)
「日本は歴史教育を捏造してるからね…彼女がそう言ってた」とか言われ(##^ω^)
他国間の政治問題に口出ししてくるならまずお前が正しい歴史を調べて勉強しろやーって思いました。
捏造とか、何も知らないで言わないでほしい。
慰安婦問題のことだって、まず自分でちゃんと事実を調べてから意見を言ってほしいって思った。

責任逃れしちゃうような言い方になるけど、
過去の政治的責任を一個人のわたしに突きつけられても困る。
まあそのくせ、「セルビアの経済復興支援を日本がやってた!なんか鼻が高い!」なんて考えてるあたり
矛盾してるんだけど。わかってるけど。

わたしはわたしで、「日本人」っていうだけで生きてるつもりないし、
同じように周りの人間をただ国籍で判断したりもしない。
でも彼に、
「日本人と彼らは、普通にしてたら仲良くしてられるけど
政治の話になったら険悪になるよねww」
って言われたのが一番傷ついたな。
私が「でもわたしこの語学学校内でその国出身の子と知り合ったけど、今もすごく仲良しだよ」って言っても、
「えーほんとに?笑」みたいに言われて、

わたしはここで本当に良い友達と出会って、今でも頻繁にメールのやりとりするくらい仲良しで、
政治の問題なんてわたしたち二人には関係ないことだって考えてきたから、何のわだかまりもなくひたすら平和にやってきたのに、彼の発言で一気に堕ちた( ´・ω・`)

それ以外では彼は温厚で面白くてすごくいい人だったんだけど
それだけがどうも心にひっかかっちゃったな。
きっと悪気はないんだろうけど。

母親にメールで少しだけ愚痴をこぼしたら、
「今までTuebingenで日本人ってだけでJapanologieの人にちやほやされてちょっと有頂天になってたところがあったと思うから、たまにはそうやって否定的な意見を言われるのもためになるんじゃない?」と言われた。

…確かに!!!www
今までTuebingenでずっと日本のサブカルチャーについて興味ある人たちに囲まれて、
日本いいなー日本だいすきーってちやほやされすぎて、自分ちょっと調子に乗ってかも。
「そうでしょ、日本いいでしょ」って思っちゃってたところが確かに、あった。

賛美の言葉ばかりじゃなくて、時には批判的な意見、否定的な意見も聞き入れて、
「それはそうかも」とか「いや、でもそれは違う」とか自分の頭で考えるのも大事なんだなって思った。

いやあ、しかし留学とは本当に日々発見の連続ですなー笑
目からうろこって言葉あるけど、ほんとに目にうろこがあったら
わたし今日に至るまでに100枚くらいぼろぼろ落としてるわwwww


いつものごとく、
長くなるので一旦切ります 笑