
ラジコンのメーカーのKYOSHOのグライダー、ハーモニーの胴体です。
大きさの割りに重くて浮きがいまいちでした。
メカもはずして屋根裏に転がしておいたのですが、胴体は樹脂製で壊れません。
オリジナルの翼は、スパン1100mmの一段上反角でやはり樹脂製で
壊れないけど重い。
この胴体だけ活かして、軽くて浮きのいい二段上反角の主翼と尾翼を自作して
つけたら面白そう、と考えて出してきました。
胴体の大きさを計測して、その胴体にとってバランスのいい主翼、尾翼の大きさを
割り出して、制作したいと思います。
胴体を計測してみました。
胴体全体の長さ:610mm(勘です。予測。垂直尾翼の大きさが未定なので完成時に確定)
ノーズモーメント(機首から主翼前縁まで):160mm
ウイングコード(翼弦):145mm
主翼後縁から水平尾翼まで:170mm
私のグライダーのバイブル、「オールドバサドのソアリング・ブック」によると、
グライダーの胴体を設計する時の目安は、
ノーズモーメント=ウイングコード×1.0倍から1.25倍
主翼後縁から水平尾翼まで=ウイングコード×1.8倍から2.5倍
となっています。
ハーモニーの胴体を改めてみてみると、
ノーズモーメント=ウイングコード×1.1倍
なのでこの原則に当てはまりますが、
主翼後縁から水平尾翼まで=ウイングコード×1.17倍
と、原則の1.8倍から2.5倍には当てはまらない。
テールが短すぎる機体となっているのでその分、
尾翼を大きくしないといけないようです。
主翼の設計で決まっているのは、
翼弦が145mmということ。
主翼の長さは、バイブルによると、
アスペクトレシオが9以下だと、翼端の抵抗が多く、15以上だと長くて壊れやすく
なるのでその間を選択するべき、とあります。
※アスペクトレシオとは
翼の短さの数値で、翼長を平均翼弦で割ったもの。
例えば、翼長100インチで8インチの翼弦があった場合、アスペクトレシオは
100÷8=12.5になり、翼長80インチで8インチの翼弦があった場合、
アスペクトレシオは10.0となります。翼が長い方が数値は大きくなります。
100÷8=12.38になります。平均翼弦が曖昧な時は、翌長の2乗÷翼面積で
求められます。
平均翼弦はまだ不明ですが、翼弦が145mmなので仮に、この数値を平均翼弦だと
して、アスペクトレシオを10にすると、翼長は1450mmとなります。
バイブルには、胴体の長さは、翼長の40から50%の間にあり、
その範囲を大きく外れないことともありますが、
翼長が1450mmの場合、予測される胴体の長さ610mmですので42%でこの中に
収まります。
うーんどうしよう??
大きさの割りに重くて浮きがいまいちでした。
メカもはずして屋根裏に転がしておいたのですが、胴体は樹脂製で壊れません。
オリジナルの翼は、スパン1100mmの一段上反角でやはり樹脂製で
壊れないけど重い。
この胴体だけ活かして、軽くて浮きのいい二段上反角の主翼と尾翼を自作して
つけたら面白そう、と考えて出してきました。
胴体の大きさを計測して、その胴体にとってバランスのいい主翼、尾翼の大きさを
割り出して、制作したいと思います。
胴体を計測してみました。
胴体全体の長さ:610mm(勘です。予測。垂直尾翼の大きさが未定なので完成時に確定)
ノーズモーメント(機首から主翼前縁まで):160mm
ウイングコード(翼弦):145mm
主翼後縁から水平尾翼まで:170mm
私のグライダーのバイブル、「オールドバサドのソアリング・ブック」によると、
グライダーの胴体を設計する時の目安は、
ノーズモーメント=ウイングコード×1.0倍から1.25倍
主翼後縁から水平尾翼まで=ウイングコード×1.8倍から2.5倍
となっています。
ハーモニーの胴体を改めてみてみると、
ノーズモーメント=ウイングコード×1.1倍
なのでこの原則に当てはまりますが、
主翼後縁から水平尾翼まで=ウイングコード×1.17倍
と、原則の1.8倍から2.5倍には当てはまらない。
テールが短すぎる機体となっているのでその分、
尾翼を大きくしないといけないようです。
主翼の設計で決まっているのは、
翼弦が145mmということ。
主翼の長さは、バイブルによると、
アスペクトレシオが9以下だと、翼端の抵抗が多く、15以上だと長くて壊れやすく
なるのでその間を選択するべき、とあります。
※アスペクトレシオとは
翼の短さの数値で、翼長を平均翼弦で割ったもの。
例えば、翼長100インチで8インチの翼弦があった場合、アスペクトレシオは
100÷8=12.5になり、翼長80インチで8インチの翼弦があった場合、
アスペクトレシオは10.0となります。翼が長い方が数値は大きくなります。
100÷8=12.38になります。平均翼弦が曖昧な時は、翌長の2乗÷翼面積で
求められます。
平均翼弦はまだ不明ですが、翼弦が145mmなので仮に、この数値を平均翼弦だと
して、アスペクトレシオを10にすると、翼長は1450mmとなります。
バイブルには、胴体の長さは、翼長の40から50%の間にあり、
その範囲を大きく外れないことともありますが、
翼長が1450mmの場合、予測される胴体の長さ610mmですので42%でこの中に
収まります。
うーんどうしよう??
今回書いた内容はテールモーメントの話ではなく、
あくまで、主翼後縁から水平尾翼までです。
バイブルの記述をそのまま書きました。
でも、参考にさせていただきます。
感謝です。
今回は書きませんでしたが、
バイブルに尾翼設計の記述があります。
主翼面積比でのアドバイスになっています。
でも、他の事も言っています。
例えば、
グライダーの垂直尾翼のほとんどは主翼面積の4から
7%になっていますが、重要なのは垂直尾翼の面積は
主翼の側面積との兼ね合いであり、法則が意味するのは
上反角が多くなるほど垂直尾翼の面積を
増やさなければならないということです、
とかです。
まあ、バイブルと言ってもそれは私のバイブルでしか
ありませんので、いろいろな法則があると思います。
それにコードも平均翼弦だと思いますけど。
尾翼容積を計算してみると適正値がわかると思います。
水平尾翼で0.5、垂直尾翼で0.05前後じゃないでしょうか。