北海道の、北に向けてさらに進みます。
天気も完全回復したとみて、今日は、キャンプ場に電話をして予約。
遠別町でちょっと休憩。
ここで、なぜか、イチゴソフト、、。
アウトドア、キャンプの経験は昔からかなりあると思いますが、
独りでのキャンプは、初めてです。
当たり前ですが、
独りでキャンプサイトを設営するなど何でも一人になるので時間の余裕を多くとることにしまして、
14時過ぎには、兜沼公園キャンプ場に到着。
北海道は、無料のキャンプ場も多いようですがここは有料。
受付のおばさんに、510円プラス指定のごみ袋の料金を支払って気に入ったサイトを探しました。
キャンプ場を3周もしてようやく、ここに決めました。
しかし、蚊が多いです。
周りに私しかいないので、スター・ウォーズのエピソード6のような大軍が大歓迎してくれます。
夕飯の用意はしていないし、蚊取り線香は欲しいし、温泉にも入りたいし、
一番近くのコンビニ、温泉のある豊富町まででここから20km近くとのこと。
張り方を忘れてしまったテントと格闘していたら、受付のおばさんが私のところに来て、
「ここでしたか?やっとみつけました。」
「は?」
「これGOOSEさんのですよね?」
と差し出されたのは、私のカード類全部、免許証も入った札入れでした。
キャンプ場の受付で支払いをしているときに忘れたのか?と思いましたが、
違いました。
キャンプ場の小道に落ちていたそうです。
たまたまそこを散歩していた人が受付まで届けてくれて、
私がお金を払うときに見た財布だったのでおばさんは、私まで届けてくれたそうです。
届けてくれた人に挨拶をしたいと申し出たら、遠くの散歩している二人を指さして教えてくれたので、
おばさんにお礼を言ってダッシュで追いかけました。
拾って届けてくれたのは、小さな女の子の手を引いた強面の「組の人」に見えるおじさんでした。
女の子が不思議そうに私を見る中で、何回もおじさんにお礼を言いました。
おじさんは無表情で、でも少しだけ、もういいから、と言いたげな顔をしました。
これだよ!
この前、彦根のキャンプ場で、む~さんが財布無くした事件?で私がよぎった感覚、
つまり、
不思議と、近々に同じことが自分の身に降りかかるという思いが湧き、
注意しよう思った、あの感覚がその通りになりました。
(注意していたのになってしまいましたが、、。)
何とか、テントを形にして、中に荷物を降ろして買い出し、温泉に行くことにしました。
しかし、運がいいです。
ここのキャンプ場が、無人で無料のキャンプ場だったら財布を拾った人も届けるところがない、
あのおじさんが散歩していなかったら、そのままだったかも知れない、
テント張るのを慣れてなくて悩んでなかったらおばさんが来る前に出かけてしまい、
コンビニで支払いするときに免許も入った財布が無いことを知って途方に暮れているはず、
などなど、いろんな想像をしながら、豊富町の温泉までオートバイを走らせました。
温泉施設、ふれあいセンターに到着。
温泉に浸かって疲れも取れました。
S2のところに行って、気が付きました。
右のウインカーが根元から折れて宙ぶらりんでした。
温泉に到着したときに撮った先ほどの写真のオートバイ部分を拡大してみると、
すでに折れている、、。
出かける前にキャンプ場で撮った写真を確認しても、すでに折れていました。
ずっと、気が付かずに走ってしまったようです。
温泉の受付の方に、ガムテープを分けてもらい、応急処置しました。