とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

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2010年01月06日 16時04分03秒 | うつ病のおはなし
「うつ百万人」陰に新薬?販売高と患者数比例
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100105-00001486-yom-sci

ヘッドラインを見ると誤解してしまいそうですが、
 新薬の副作用でうつ病患者が増えたというわけではありません。

新薬(もう古いけど)SSRIが発売されてから
 製薬会社の宣伝や専門家の啓発が活発に行われたそうです。
それに影響されて、
 精神病院に通うことに抵抗感がなくなったり、
 マスコミの情報を見て自分もうつ病ではないかと思う人が増えた結果、
 診断を受ける人が増え、広義のうつ病と診断される人が増えた、ということです。

確かに、最近は、
 大新聞社でも頻繁にうつ病の記事を載せますし、
 テレビでもうつ病の話題が時々見られます。
そうした環境の中では、
 仕事に疲れた人や体調がすぐれない人たちは、
 自分もうつ病ではないかと疑うのは無理もありません。
非常に好ましくないことですが、
 本人があらかじめうつ病に関してよく勉強してから病院へ行くと
 医師に質問をされた時に
 うつ病に該当するような答えをしてしまうこともあり得ます。
本人が自分でうつ病だと思い込んでいると尚更そう答えてしまうでしょう。

そうすると、
実はうつ病ではない場合、
 (正確に言えば、SSRI処方が必要なセロトニン障害ではない場合)
 SSRIを処方されて飲み始めても、当然改善の様子は見られません。
あるいは、副作用が出てくるかもしれません。
SSRIは副作用がほとんどないとはいえ、薬なので副作用が出ないとは限りません。
 最新のSSRIが効かないとなると、
 量を増やしたり別の薬を処方してもらったりすることになるのでしょう。
やがて、どの薬も効かないと感じると、
 言いしれぬ絶望感が襲ってきます。
 もう治らないのではないかという。

私は幸いSSRIが効きましたが、
 病院で知り合った人の中には、
 処方された薬が効かなくて困っている人もいました。

この記事にも書かれていますが、
 カウンセリングや運動療法はもちろんですが、
 日常生活や家族・近隣との関係にも問題があると考えられる場合には
 転地療法なども考えていかなければなりませんね。


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