とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

「うつ病記」はやしたけはる

2010年01月03日 16時09分05秒 | うつ病のおはなし
うつ病を患いながら仕事をするというのはなかなか大変です。
またうつ病という病気はなってみないとわからない病気です。
私の場合も、まさか自分がうつ病とは思ってなかっただけに、
 どこが悪いのか全然わかりませんでした。

さらに厄介なのは、
 まわりの人々にそれがわかってもらえないということです。
心身共に非常に辛い状況で働かなければならないというのは、
 うつ病以上に大変なことです。

このマンガには、そのあたりの様子が詳しく描かれていて、
 深刻なんですが、軽いタッチで読めるようになっています。
いや、実は大変なんですよ、当事者には。

うつ病の改善は仕事を休むことなんですが、
 仕事が分担されているとなかなか休めませんし、
 場合によってはそのままリストラされる可能性もあることから
 休みたいとは言えません。
この人の場合は、お医者さんがはっきりと休むように指示し、
 しかも職場も了解してくれたので、割と快適に休めたようです。
私は休めないまま5年も掛けて通院治療してました。
 休めばもっと早く治ったかもしれないと、今なら感じます。

でも注意しなければならないのは、経済的なことです。
リストラされたらもちろん生活できなくなるのですが、
 病気休暇でも当座の生活費に困ることになります。
このマンガを読んでいると、そのあたりの切実さがひしひしと感じられます。
私のネ友は、どうしてだか、かなり長期間休んでました。
 独身だったから余裕があったのかもしれません。
病気休暇からそのままリストラされて、引きこもりになるケースもよく聞きます。
でも、まずは治療が第一と割り切らないと
 精神衛生が保てないことは事実です。

「うつ病は心の風邪である」とはよく言いますが、
「うつ病は●に至る病である」こともわきまえなければなりません。

※過敏に反応する方がいるかもしれないので、
 ●は伏せておきます。


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