アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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5.7GHz帯の 運用現状

2020年01月19日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

  前回の記事については、色んな意見が有る事を想定した上で書いています。

誰かが口にせねば、秩序ない無線局ばかり が増える事を懸念しています。

ですから、寄せられた意見は権力者や政府発表の様に改ざんせず公表したいと
思いますが、良いでしょうか?(もし困る方があればそう申し出て下さい)

若い・年寄等 の免許人に関係なく、まず第一に「電波法の基本」を守る事,が
先決だと思います。

もし皆様が自分で先に行っていた通信を潰され続けた場合でも黙っていますか?
そしてそれを伝えても「免許が有るんだ」と主張し続ける事を「問題ない」と
されますか?

当然「国民共有の財産の電波」ですから、誰が使っても良いのは当然ですが、
その時点で先に確認してから使っていた周波数を確認せず「免許が有るからと」
使う可能性もかなり出てくるでしょう。
そこの付近には、一次業務利用局だってある可能性もありますし、確認は当然
必須な事項です。

私も各マイクロ波バンドで FM-ATV やFPV等も運用していましたので、専門的知識は
学んでいませんが、大体の事は理解しているつもりでいます。
ドローン等のフライトは、数分から長くても30分程度でしょう。
それは電池の問題ではなく、グライダーの様に「風任せ」の飛行体でも、操縦者
の「集中力が長時間持たない」からです。

「短時間の5.7G帯発射だから飛ばないし問題なんかないだろう!」といきなり電波を
発射する。これはやりがちな事でしょう。
5GHz帯の電波は、例え0.5W2.14dBi空中線からの電波でも、200㎞先で30dBiのパラボラ
なら計算上 -95dBm程度  で受信できてしまいます。
(空中線の指向性やTVの広帯域波は状況が違う事も判っています)
当然FM-TVは映りませんが  F3通信では確実に通信ができ、更に弱いA3J通信等では、
-130dBm程度の微弱通信も行っています。
それらの通信は、潰されたり消されたりの可能性もゼロではありません。
しかし、FPV送信者は全く知らないで運用するでしょう!
それは「知る術を持っていない」から・・・

今までマイクロ波にQRVされている方の多くは、最低でもFM-TRV等も持って
運用現場に行っており、それでも FMやATV等に利用中 の電波があるか無いかを
ある程度まで確認できますので、「スペアナが無いから確認していないだろうう」
との誤解の無い様に願います。
(但し、F3運用等すらも経験が無ければまず判らないでしょう)

どうか、今後5.7GHz帯を運用する無線局は、「最低でもFMの受信機等々の電波
を確認できる設備」も使ってから運用される事を希望します。

 

 

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