4月9日に 新潟県名立谷浜の鳥が首 と 弥彦山間での FHD-ATV 移動運用計画 を設けた所、
天候に恵まれ計11名の皆様にご参集いただき、送受8局により賑やかな運用が行われました。
今回集まった 弥彦山グループは新潟県局だけでしたが、上越市名立谷浜運用ポイントには
新潟・長野県局の他 埼玉・東京からも参加され、各自が自作されたフルハイビジョンATV
送受信機器は 5.7GHz 10.2GHz ともに動作し、皆様に笑みが浮かんでいました。
当局受信映像等(モニター映像含む)は下記に置きました。
https://youtu.be/0uw61egX8GY
また、JA1OGZ局受信映像は下記にあります。
https://youtu.be/Ge4EOR9cWR0
(申し訳ございません、コールサイン表記に間違いが有りました。誤:JGH0QDH 正:JH0QDH)
なお 今回の移動運用会後は「休暇村妙高」に集合して「Miniミーティング」を開催しました。
実はこれが目的だった??のかも・・・
十数年間継続開催した「SHFミーティング in 信州」も、コロナウイルスの為 2年中止となって
いましたが、今回「ワクチン3回接種済みか直前の抗体検査が陰性の方」のみ参加とし
十人以下での開催としました。(参加者全員が FHD-ATV 運用等の局です)
参考 2004年から16回連続開催の「SHFミーティング in 信州」
2019年 https://jh0yqp.org/what/shf_meet/2019/rpt/shf2019_report.html
アマチュア無線でのマイクロ波帯運用は、買った無線機で単に音声交信ができただけ
の時と一味も二味も違い、試行錯誤して組み上げ、免許を受けたマイクロ波機器で、
(特に FHD-ATVシステム )FHD映像が送受信できた時の感激は想像以上のものです。
自作機器は機能にも各自の拘りがあり、構成も自由に作り上げられる!
そんな機器でバッチリ交信できれば満足度100%。
一発で上手く行かない場合も今後の楽しみが残せますので、これまた楽しみが増えます。
さて、FHD-ATVは運用場所の風景映像や場所のアナウンス等を含め交信状況がリアルに
残せる為、ユーチューブ等にも公開できますから、QSLカードなんかは一切発行して
いません! 交信映像が「事実の証明」として残りますから!!
FHD-ATV用自作送受信設備は、FM-ATV等設備の何倍もの知識・経験が必要で、誰でも
すぐに始めるにはハードルが高いですが、まずは5.7GHzでのFM交信設備等を自作・運用
できる事を目指して経験と技術を蓄積して頂くのが良いかと思います。
そのうち I 社から5.7GHzまでのオールモード無線機?が発売されるでしょうが、5.7GHz
設備を「運用」だけでなく「自作」出来ないと、FHD-ATV には進めません!
(追加情報:https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/e59c22e0742dff17f0b764782253d316)
またATV運用を行うには運用場所の選定から始まり、運用の為の機材も多く、更に設置
から運用までの時間が掛かる為、「チョツトだけ短時間運用します!」とは行かない
代物で、時間が掛かりますので「面倒な事は嫌いだ!」って方には不向きでしょう。
マイクロ波 と聞くと「飛ばない!」と思う方が大多数でしょうが、私たちの様に長年
マイクロ波で遊んでいると、5.7GHz なんかは 1.2GHz よりは飛ぶと思えてきます。
最近は利用できる機材や測定器も安価な物が入手できる時代となり、自作のアマチュア
無線を存分に楽しむには丁度良いバンドの様に思えます。
行き過ぎた資本主義社会の中でスマホ・ネット等に飼い馴らされ、面倒な事を避ける
人が多くなると「アマチュア無線は面倒な事」と見えて手を付ける人はどんどん少なく
なるでしょうね。
スマホだってネットだって殆ど全てが無線で動いている事も理解できていない方も多く、
「無線なんか・・・」と言い出す始末!!
車も「乗るだけ」で、仕組みもチョッとした整備も管理も、全て金を払って人任せ!
面倒な事!は「金さえ払えばOK」・・・
全ては 金次第!! ・・・これって 良い社会? なのでしょうか、、、