グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

ミネアポリス駅からの最後の列車はエンパイアビルダー

2009年03月18日 | 実物・歴史
 1978年3月1日、取り壊される直前のミネアポリス駅から最後の列車として発車したのは、エンパイアビルダーでした。時刻表では、8:52発となっていますが、当日は、様々なイベントや式典で若干遅れたようです。編成の最後尾には、ビジネスカー「Red River」も連結されていたとのことです。gngoatから以下転載します。

I was there that day and remember it was during the daytime the westbound Empire Builder departed toward Willmar. I thought it was later than 8:52 am though. There was a lengthy daylight sequence of events with media interviews, band playing music, and the prior departures of the Duluth train and "Hiawatha". I took pictures of the 'Builder's daylight departure with (as I recall) ex-GN business car "Red River" on back.




100-1=99

2009年03月03日 | 実物・歴史
 Gngoatからの情報です。99年前、1910年3月1日にウェリントンの大雪崩が起き、大惨事となりました。
 雪崩直後のウェリントンのHotel Bailetsの写真絵葉書が投稿されました(写真)。絵葉書は99年前の本物とのことです。1910年10月25日にウェリントンから郵送されたものです。絵葉書についての詳細は、下記のアドレスをご覧ください。(なお、上の写真は、ウェブページの著者が、オリジナルの写真絵葉書をAdobe Photoshopで手を入れたものです。)
http://highwaysandrailways.com/hotelbailets.html
 なお、上の写真でホテルの屋根に「Hotel Bailets」と書かれていますが、これは、実物の屋根に書かれているわけではなく、写真に書き込まれたものとのことです。
One interesting thing about the postcard is that there never was a sign on the roof of the hotel as seen in the photo. But it may have sold more cards this way.

大雪崩については、このブログの2008年3月11日版2007年4月1日版2006年3月7日版2005年7月26日27日版もご覧ください。


カスケードトンネルのトンネルポータル

2009年02月26日 | 実物・歴史
 カスケードトンネルの東ポータルの標記がgngoatの話題となり、拡大写真が投稿されました。
http://highwaysandrailways.com/newwestportal02.htm

ネコ耳のように削られたポータルがご覧になれます。このブログの2008年10月26日版もご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/efcb0907c46443a70e65ea7f368aec28

 なお、カスケードトンネルをモデル化したWanatchee Valley Museumのレイアウトもご覧ください。
http://highwaysandrailways.com/wvmgnlayoutportals.html


アメリカ版忠犬ハチ公「Shep」

2009年02月24日 | 実物・歴史
 グレートノーザン鉄道の沿線、フォートベンソン駅で5年間毎日帰らぬ主人を迎えに来ていた忠犬が「Shep」です。1937年から42年ころのお話です。
 詳細は、以下のアドレスの記事をご覧ください。
http://www.greatfallstribune.com/article/20090203/NEWS01/902030310/1002_
 日本の忠犬ハチ公の話もリファーされています。

カスケードトンネル開通80周年

2009年01月15日 | 実物・歴史
 ちょっと過ぎてしまいましたが、今年の1月12日は、カスケードトンネル開通80周年記念日でした。1929年1月12日にカスケードトンネルは、3年強の工事を完了して開通しました。それまでは、ヘアピンカーブとスノーシェッドが連続する旧線で、大きな雪崩事故も発生していたことを考えると、グレートノーザン鉄道にとってはまさに大きな一歩だったと言えます。トンネルは、当初は電化されており、私の大好きなGNの電気機関車たちが活躍していました。ディーゼル機関車全盛の1956年にトンネルは非電化され、今に至っています。
 開通時の様子等は、このブログの2005年7月28日版29日版30日版(Wood’s Book翻訳:第3章 カスケードを越えて)をご覧ください。



1954年のシアトル・キングストリート駅

2008年12月21日 | 実物・歴史
Gngoatからの話題です。1954年のシアトル・キングストリート駅周辺をスミスタワーから撮影したものです。下のアドレスを見ていただくと、駅の貨物取扱部分やヤードにFuture site of Kingdome and then Seahawk Stadium (Seattle Seahawks) とかFuture site of Safeco Field (Seattle Mariners)とかの表記があるのが興味深いです。
http://www.geocities.com/jim_lancaster.geo/smith_tower.html
is to a 1954 photo of the area around King Street station taken from the top of the Smith Tower. I have added a link on the web page to a much larger version of the photo. The image is scanned from the original 3x5 print so it's a little fuzzy.

ネコ耳トンネルポータル(続)

2008年10月28日 | 実物・歴史
鈴木光太郎さんから、このブログの2008年10月26日版「ネコ耳トンネルポータル」に以下のコメントを頂きました。「線路を低く敷き直すのが常道なのでしょうが、入り口だけ高さが引っかかっても奥は広いのか、或いは素掘りなんですかね。」

確実なところは不明ですが、ウッズブック(このブログの2005年7月28日版)によるとコンクリートライニングはしているようです。また、東側のポータルは削られていない(写真上)ところをみると、西側のオリジナルポータルだけ引っかかったものと推測されます。



タムウォーター・キャニオン発電所

2008年10月27日 | 実物・歴史
 グレートノーザン鉄道では、最初の電気機関車を1909年に購入していますが、この機関車を走らせるための水力発電所をワナッチー川のタムウォーター・キャニオンに建設しました(写真上)。ダムから発電所まで水を流すペンストックは、当時なんと木製だったそうです。発電所近くで川を渡るペンストックのための鉄橋(写真下)は、未だに残っており、ハイキングルートの一部となっているそうです。なお発電所脇に立つ鉄製のタンクは、サージタンクですが、この基礎も残っているそうです。
 詳細は、グレートノーザン鉄道歴史協会の元プレジデントDale Peterka氏の記事をご覧ください。
http://dalerail.com/Tumwater%20Canyon.htm

ネコ耳トンネルポータル

2008年10月26日 | 実物・歴史
 元グレートノーザン鉄道(現BNSF)のカスケードトンネルのポータルは、良く見るとネコ耳のようになっています。

 なぜかと言うと、下の写真を見ると一目瞭然、ダブルスタックコンテナを通すためでした・・・。削られたのは、1984年だそうです。ポータル以外も削られているのかは不明です。

シアトルの動物園

2008年09月25日 | 実物・歴史
 シアトルの動物園Woodland Park Zooにあった小さな列車です。ちゃんとGNしているところが好ましいです。
http://www.zoo.org/zoo_info/history/chapters/images/CHAP4/S10072.JPG

この写真を見ていたら、なぜか故ジョン・アレン氏のG&D鉄道(HO)で、天賞堂のタイピンのC62を使ったライブスティーム鉄道(HOスケール)の写真を思い出しました。TMSに出ていた写真です。
G&D鉄道については、以下のリンクをご覧ください。(残念ながら、探している写真は見つかりません)
http://www.gdlines.com/