グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

GNRHS Ref Sheet No.346 Idle Flat Car GN X-4070

2008年02月07日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会報に同封されてきたReference Sheet No.346は、グレートノーザン鉄道の控車(維持管理用車両MOW) X-4070についての特集です。著者は、Martin Evoy III氏とStaffan Ehnbom氏です。
 写真のような特異な形態です。小生もこの車両については、まったく知りませんでした。一方に階段のついたスロープを持つ水タンク、真ん中にフラットカー部分があり、反対側には、三角屋根に丸く飛び出したハンドレールを持つ荷物室部分と、大変好ましいプロトタイプです。この特集では、HOスケールのモデル作成記事もついています。

GNRHS Ref. Sheet No.345 Minnesota Operations 3

2008年02月06日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会報に同封されてきたReference Sheet No.345は、グレートノーザン鉄道のミネソタ州中央部、ウイルマー・ダコタ部門の1960年代の運用についてまとめられています。著者は、Earl Currie氏です。
 当時の列車や機関車の運用が豊富な写真とともに説明されています。写真も、オレンジとグリーンのGN塗装から、ビッグスカイブルー塗装までバラエティに富んだものです。写真を見ると、Fシリーズの運用も多彩で、基本の「A+B+B+A」に加えて、「A+B+A」「A+B+B」「A+B+B+A+A」「A+A」「A+B+A」(最後のAユニットが前向き)「A+A+B+B+A」(最初の2両のAは両方とも前向き)等が見られます。

GNRHS Reference Sheet No.344 Railroad Accounting

2008年02月05日 | 一般
 グレートノーザン歴史協会報に同封されてきたReference Sheet No.344は、グレートノーザン鉄道の会計システムについての論文です。著者は、R. F. Garland氏です。著者の方は、グレートノーザン鉄道の会計士から、BNの副総裁になられた方とのことです。
 コンピューターの無いころの会計の大変さが伝わってくる大論文です。なお、写真は、セントポールのジャクソンストリートにあったグレートノーザン鉄道の本社ビルです。1917年に完成しましたが、写真は、1963年当時のものです。
 

GNRHS Modelers’ Page No.41

2008年02月04日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年72歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、昨年の総会でGNRHSの会長に選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 モデリングコメントでは、Walthersのエンパイアビルダー客車について、①プラスチック製のカプラーをKadee(#5 or #42)に変えるように推奨しています。②点灯化するなら、RAPIDOのEasy Peasyライティングキット(#102003)を推奨しています。これは、LEDを使ったもので、小型電池を電源とし、マグネチックスイッチでオンオフできるという優れものとのことです。
 また、LAYOUT ARTICLE AND PHOTOSでは、写真のGゲージのレイアウトを紹介しています。面白い建設中の写真や雪が降ったときの写真も掲載されていて、笑わせてくれます。鉄道名のBJ & J Maltby RRは、ご本人と奥様の名前からとったものとのことです。
 Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。


GNRHS会報 2007年12月号

2008年02月03日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2007年12月号がカンボジアまで到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、1963年に撮影されたウェスタンスターがマリアスパスのブラックテイルトンネルに入っていくところです。このトンネルは、現在はダブルスタックコンテナが通れないので使われていないそうです(写真)。
 さて、内容は、スカイコミッシュで行われたGN Dayの報告や、GNのエンジニアだったアンドリュース氏の思い出のストーリー等が目を惹きます。後者には、下の写真のような、SD45がターンテーブルに落ちそうになっている非常に珍しいシーンも含まれていました。


12月号ということもあって、小生の生まれ年の1959年のグレートノーザン鉄道のクリスマスカード(写真下)も掲載されていました。


 また、GNRHSが全面協力した「石炭エレベーター」のキット(HO及びN)が発売されるとのお知らせもありました。ノースダコタ州Langdonに実在したこの石炭エレベーターは、レファレンスシートNo.248で特集されたもので、これをMouteineer Precision Prosucts社が製品化したものとのことです。なかなか好ましいスタイルをしています。詳細は、GNRHSのホームページをご覧ください。


 裏表紙も写真満載です。今回は、GNの絵葉書特集です。


この他、別冊の「モデラーズページNo.41」、「レファレンスシートNo.344 Railroad Accounting」「レファレンスシートNo.345 Great Northern’s Central Minnesota Lines Part 3」「レファレンスシートNo.346 Idler Flat Car GN X-4070」が同封されていました。さらに、気が早いのですが、2010年の年次総会がグレーシャーパークで開かれるため、そのホテル事前登録用紙も同封されていました。