どうもです。
先日話したレストアのフィギュアの話を製作記事として紹介します。
とは言っても、ビフォアの状況をお伝えするだけですが。
今を去ること十数年前、自分はフィギュア製作を主に行っていました。当時はフィギュアと言えば製作フィギュアが主流で少数の作る人によって市場が成り立っていました。
その後完成品フィギュアが主流となり、クオリティの高いフィギュア完成品がブームになりました。その市場を支えていたのが当時安い人件費で作業していた中国の製作工場でした。それまではライン作業では高い製作技術を伝達する事は不可能と言われていたのですが、これを実現できるようになり次々とクオリティの高い完成品フィギュアが発売されるようになりました。
その結果、製作フィギュアの市場はあっという間に消滅していきました。誰だって苦労して上手く作れるか分からない組み立てフィギュアを製作するより、最初からクオリティの高い完成品が手に入るならそっちを選ぶだろうという話です。
自分もこの意見には基本異論は無いと言うか仕方のない所がありますが、実はフィギュア製作自体は結構楽しかったりします。特に顔の塗装なんかは難度が高い分上手く出来た時はガンプラの製作より達成感があるのですね。
もう流行り廃りは関係なく自分の作りたいフィギュアを自由に作るのは有りだろうという結論に至ったわけです。
前置きが長くなりましたが、今回はその十数年前のキットのリペイントを行います。
キットは当時のイベント購入品のまほろまてぃっくのまほろさんです。後に一般販売もあったかと記憶しています。何度か移動させているうちにバラバラになってしまいました。
経年によって肌の色が退色しており、本来なら組み直しで終わらせる予定を急遽リペイントする事にしました。
この写真は既出ですが実は頭が付いていないので見切れ写真にしています。
頭部の写真です。本当は途中の経過はあまり見せないつもりでしたが、ビフォアを記録する為に撮りました。肌の色を当時クリアーカラーで表現していたので後年結構退色してしまいました。そのまま組み立てるのも気になったので塗り直しにしたのです。
いわゆる通称ドボンです。ガイアカラーのペイントリムーバーRを使用して色を落としました。これも既出の画像ですが今回製作記として残します。
リペイント作業を経てどう変わるか…?