新・JANI-OHBLOG

日々の事々
模型・プラモデルの話。あとたまには観た映画の話題も

B-CLUB改造パーツ製作 第2回

2010-03-21 00:02:30 | 模型製作B-CLUB改造パーツ
B-CLUB改造パーツ製作 第2回
1/144HGウイングガンダムゼロカスタム用ウイングガンダムVer.Ka改造パーツ

今回はレジンパーツの洗浄と煮沸を紹介します。

かつて運営していたHPでも何度か紹介しましたが、レジンパーツには離型剤が
付着しています。これを落とさないと上手く接着,塗装できないのです。
が、離型剤を確実に落とすのはなかなか難儀なものです。今もって確実な方法が
見つからないので、製作過程でいくつかの方法を試してみます。


まずはレジンパーツを器にあけます。


レジンパーツを洗剤(中性洗剤と台所用クレンザーを混ぜたもの)
で洗います。使い古しの歯ブラシでガシガシこすります。
但し、力が強すぎてパーツを折らないように。自分はここで一つパーツ
を破損しました。


続けて、鍋に湯を沸かし、洗浄したパーツを入れて数分煮沸します。
レジンパーツのゆがみを熱で元に戻すのと、パーツ内のシンナー分を
飛ばす効果があります。


いくらか煮たら、冷水につけて一気に冷まします。ここで変な角度で水につけると
またパーツが曲がってしまうので注意が必要です。


今回は、バリを取らずそのままの状態で作業しました。
このキットの様にパーツが小さいとバリとパーツを間違えて処分してしまう
恐れがあるので、最初の形のまま処理したんですね。


実際トサカのパーツをバリと間違えて処分してしまうところでした・・・。
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B-CLUB改造パーツ製作 第1回

2010-03-16 22:25:36 | 模型製作B-CLUB改造パーツ
B-CLUB改造パーツ製作 第1回

さて、今回から新シリーズを開始します。
お題はB-CLUBのガレージキット改造パーツを使ってキットを製作しよう、
という話です。
B-CLUB製のガレージキットはプラモに比べたら流通量が少なく、半ば好事家の
コレクション化してるところがあるように感じます。(自分含む)
これを実際に作ってブログなどにUPとなると、さらに少人数になってしまいます。
ここは自分が人柱になって・・・、まあとりあえず作ってみましょうか。

対象キットは最近のcoverkitにすればいいものを、手近にあったのを無作為に選んだら
結構年季ものになりました。

これです。

B-CLUB 1/144HGウイングガンダムゼロカスタム用
ウイングガンダムVer.Ka改造パーツ

1999年頃のキットです。この時期はまだアーリータイプの呼び名が定着して
なかったようです。

そこで、同じ99年頃作った1/144HGウイングガンダムゼロカスタム
を形状把握の為に引っ張り出してきました。

流石にまだまだ未熟な時分に作ったものなので、かなり厳しい出来です。

当時は結構すすんだキットでしたが、今見ると改修すべき点がちらほら見受けられます。
特にFAなる、むき出しのポリ関節は今回そのまま使うのが少しためらわれます。
そこで、先回旧キット製作に使った多数の関節パーツなどを使って、プラ部分も
改造しつつ製作します。
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旧キット製作 第10回改造完了

2010-03-13 23:57:17 | 模型製作旧キット
旧キット製作MSV1/144プロトタイプガンダム第10回

先月初めから続けてきたプロトタイプガンダム製作も今回で
一応工作完了です。

武装関係
シールドの保持を変更しました。今回はHGシリーズの他の
キットから接合部を流用します。何のキットかは見れば分かる
方もいるでしょうか。次回以降の伏線です。
腕との接合については、3mmの穴を下腕に開けて差し込むだけ
の処理です。

ビームサーベルもHG1/144シリーズから流用。



以上、一連の工作を完了して組み立ててみた姿が下の画像です。
今回のミッションの目的は、出来る限り旧キットのシルエットを
残すというものでした。
関節、拳、ランドセルバーニアに他のパーツを使用しましたが、
9割方はキットのままです。ももの延長、腕と胴体の付き位置の変更
でかなり印象が変わった様です。
また、顔についても切り出して位置を変えただけで非常に良くなりました。
HGなどの他のシリーズと比べてもこの方が良いと思う人も出てきそうです。



バーニアはMSGのバーニアノズルに換装。
膝可動部には同じくMSGのマイナスモールドⅡを貼ってプラ軸を隠しました。



このキットについては、次回以降模型完成品で紹介します。

今回で旧キット製作の面白さにあらためて気づきました。MGとかを作るの
とはまったく異なる作業手順が求められます。
しかし、切ったり貼ったりは初心に帰っていいですね。ここの所模型製作が
マンネリ気味だったので非常に新鮮でした。

最後に旧キットに再度目を向けるきっかけになった書
『岡プロの「モナカキット」ガンプラ改造講座』
非常に参考になりました&モチベーションUPになりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

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旧キット製作 第9回胴体・腕部改造2

2010-03-10 22:50:49 | 模型製作旧キット
旧キット製作MSV1/144プロトタイプガンダム第9回

腕部製作の続きです。
先回はいきなり接合した画像を載せてしまいましたが(胴体を
見せたかったので)もう一度おさらいを兼ねて紹介します。


胴体からロールスイングジョイント中サイズの軸ずれタイプ
を引出してみました。脇をかなり広く開口しないといけません。
今回はリューターでだんだん広げていったので開口部がちょっと
いびつになっています。
プロトタイプガンダムは胴が黒いので塗ってしまえば目立たないかと。


腕側ですが、肩アーマーの解釈を変えて最近のキットの様に腕部にはめる
形にします。胴体との接合軸を切り飛ばし、ダボも挟み込めるくらいまで
切断して短くします。
上腕は、ダボ穴をプラ板で塞いだ後、そのプラ板側に3mmの軸穴を開け、
ヘキサパイプを仕込みます。
肘及び下腕については特に問題を感じなかったので今回は無改造です。


ところが肩アーマーが問題でした。キットのままの幅では改造した腕を
しまう事が出来ません。
悩んだ結果、肩アーマーを大型化することに決定。本当はプロトタイプ
ガンダムの肩アーマーは控えめな大きさが特徴なのですが・・・。

前後のパーツを隙間を空けた状態のまま天板と側面にプラ板を貼って
大型化しました。これを上腕に挟み込んで接合します。

まあ、大型化することによっていかり肩に見えるだろうから見映えがするかな?
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旧キット製作 第8回胴体・腕部改造1

2010-03-04 00:04:08 | 模型製作旧キット
旧キット製作MSV1/144プロトタイプガンダム第8回


さて、今回は胴体(上半身)と腕の改造に着手します。
特に胴体と肩の接合部はガラリと変える事で印象も良くなりそうです。
元のキットは胴体とは肩アーマーで接合されていたので、これをやめて
直接腕との接合に変えてしまいます。

まず、前回切り離した上半身を前後接着します。
その後、がらんどうになった内部に下から0.5mmプラ板を
2枚左右に差し込みます。
ここと胴体外側の隙間に関節技ロールスイングジョイント中サイズ
の軸ずれタイプを肩あたりまで押し込みます。
隙間に詰め込む感じでかなり強引だったりします。腕側には
接合パーツとして関節技のヘキサパイプを使用しました。

画像に出ているのでついでに紹介しますが、今回は拳をコトブキヤの
ノーマルハンドAに換装しました。
MSVは正直丸指がしっくりくるのですが、最近出た同社の丸指ハンド
は少しオーバースケールなので、これは来るべきザク系のMSの改造に
とっておきましょう。


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