どうもです。
先日来よりフィギュア系の製作をしておりますが、最近のフィギュアのキットは瞳が印刷済みだったりデカールで完成するものが多く、腕の見せどころがありません。…なんて言って。
印刷やデカールにしても、それぞれのパターンなりに色々手を掛けるところはありますがね。
さて、冒頭の画像はHGBF 1/144 ミセス.ローエングリン子の途中経過です。
このキット、以前やったすーぱーふみなの時のようにクリアレンズをはめてから塗装で瞳を再現しようと試みましたが、クリアパーツがどうも上手く嵌りませんでした。そこで止むを得ず付属のモールド入りパーツを使用することにしました。シールを使わない塗装仕上げには違いありませんがモールド通りに塗っただけとも言え、少々不完全燃焼気味です。
そこでガレージキットフィギュアで瞳他、顔の塗装を行う事にします。
キットは前回の霞つながりでクルシマ製作所の綾波レイスクール水着ver.片山博喜氏原型製作 になります。年代ものですが当時から傑作キットと言われていました。
まず、瞳のあたりをつけてからざっとブラシで塗装します。この時点では大まかに形と黒目とのバランスを捉えるくらいで大丈夫です。
ここからエナメルのブラックなどでまつ毛や瞳の輪郭を描いていきます。ここは塗装というよりイラスト描きに近い作業です。このキットは眉毛がモールドだったので、ブルー系で墨入れにて処理しました。
瞳に光彩を入れてウェザリングマスターで頬にチークをいれます。綾波レイにしてはちょっと生気がありすぎるのですが、原型師の特長ですね。
髪を仮載せしてみました。一気に雰囲気が出ましたね。
今回このまま完成までもっていきますが、やはりフィギュア製作はこれはこれで一種のジャンルとして残していって欲しいですね。自分としてもしばらくはキット次第で基本付属のデカールや印刷そのままで作っていきますが、たまにはこうした伝統技術も残していかないとな、と思っています。