cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

本と流行。

2008-10-02 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

どもっ♪
え…今日は図書館へ行ってきました。
返却日だったのと、予約図書が用意されていたのと、で行ってきたんですけど。
秋の夜長、ですからね、読書もいいものです。
…って別にこの季節じゃなくても本は好きなので(^_^;)
別に秋だから読む量が増えるかってそうでもないし、
まして夜長夜長と言いながら、もっぱら本は昼間で。
深夜はテレビかDVDかパソコンか…な私ですが。
『秋の夜長に読書』、がなんだか雰囲気的に言ってみたくて…
つい本の話になると、この時期、持ち出してしまうキーワード?!みたいになっています(苦笑)

で、ま、その話はいいとして。
最近各方面のベストセラーが世をにぎわわせていて、一時期の本離れ著しいと心配された時期から一転。
まさに本ブーム、な空気になっていますよね。
図書館もここのところ以前にくらべて賑わっている感じで。
いわゆるベストセラーを中心に予約が集中して…。
ちょっと前では考えられなかったほど本が注目されている、
こんなに本、本、と次々にベストセラーが誕生する時期もなかったのではないか?と思うほどです。

携帯小説の文庫化、
テレビドラマや映画のノベライズ化、
逆にドラマ化される人気小説、
成功を導く書、的な本、
血液型など会話のネタ提供的な本、
芸能人、有名人の時の人の自伝やブログ本、

…とまぁさまざまですが。
ずっと本大好きで生きてきた、私の非常に個人的な思いから言わせていただくと、
はっきり言って、これら…

つまんない。
つまんない。
つまんない~~~~っ。

久しく新刊の骨のある本を読めていない、出会えていない。
一応話題になったら、手に取ってみたり、その人のほかの作品を読んでみたりするのですが、イマイチこうピンっ☆と来るものがないというか…
ま、そうは言っても、たまにはね、たしかにこう、さすが、とか、おもしろいな、これ、
というものもあるのですが、
まずそういう本は流行しない。
せいぜい数ある文芸賞のどれかを取って話題になったらいいほう、とか。

それにしてもこんなに有名になる本、
話題になる本が、こんなにつまらなく感じたことってあったかなぁ…
なかったと思うけどなぁ…
と思ってしまうんです。

で、考えてみたのですが、今流行っている本の数々、
先に挙げたようなね、
そういうのってこう、やっぱり本たる本とは別のジャンルではないかと思い立ったんです。
新しい“本”のタイプ、今の“ベストセラー本”という別モノなのかも、と。
本、と思って読み解こうとするから、理解不能、つまんない、になってしまうけれど、そういう楽しみ方じゃない本たちなのかもな、と。

でも今はそれが『本』ということになっている。

それは以前のままの本だけを本としていたら、やっぱり本が死んでしまっていた、
ひろく活性化されることのない、一部のものだけのメディアになってしまっていた、
テレビ、インターネット、携帯…様々なメディアが大きく台頭してきて、本の市場が端へ端へと追いやられていた…

そんな本の一大危機を、市場がなんとか乗り切るべく、
生き残るために、支える人たちが編み出した策だったのかもしれない、
そんな気がしてくるのです。

そして気がついてみると、いつも感心して読んでいた作家さんたちの姿は、最近ご無沙汰で
どうしているんだろう…みたいな(笑)
流行時期は「なり」をひそめて、流れには巻きこまれない位置を保ちつつ、次を制作中、でしょうか
やっぱりそういう、ずしりとしたものも読みたいんだけどなぁ…

ウケる、読みやすい、テレビと連結していて今の話題性がある、
それでいて「本」であるという特別感も…
そういうところがうまく今流行につながったポイントなのだろうと思いますが、この流行が果たしてよかったのかどうなのか。
たしかに本の業界は、この流行を経て、一時の危機を脱してかなり潤ったのではないかと…。
その点ではよかったのだと思いますが、問題はこの流行がさめた時。
そこが一番の勝負ですよね。
本好きからも、流行好きからも見放されるものになってしまうのか、
新しいものを提供し続ける、hotな分野と、着実地道な分野との2本線で歩むのか、
市場は小さくなるけれど、深いものを扱う分野として、地味でもかたく生きていくのか、

…後ろ2者らしい感じならいいんですけどね。。。
一番初めのような状況にならないように、ねがいたいものです。

流行すると、けっこう何でもそうですが、

その時はいい、潤う、
だけど、それまでのものを壊すことによって成り立っている、
レベルは落とさざるを得ない、
そして、
流行、と言われた時が頂点であとは落ちるしかない、
ひいた時がおそろしい、

本ほどの分野は、さすがに消えてしまうことはないと思いますが…
流行にはちょっと危うさも感じてしまいます。
そして何よりっ!!

今読む本がないんだよぉぉ~~

結局はそれ??

ベストセラーのおもしろさが分からず
読みたい本が流行に駆逐され。
非常に困っている、
やっぱり少数派ちゃん?!を自覚してしまった私デス
これを機に、古い名作を読みなおすかっ

今日のレシピです

・サーモンの冷製 香草クリーム …①
・ほうれん草のアンチョビドレッシングサラダ エゴマ風味 …②
・グリーンカレー風スープ …③

①の作り方



1 サーモンは短冊に塩と砂糖を合わせたものをすりこんで、一晩おく
2 出てきた水分を取り除いてスライスする
3 生クリームを塩少々を加えて泡立てる
4 乾燥パセリを加えて合わせ、クリームとして盛り付ける
5 食べるときにクリームをソースのようにサーモンにつけて食べる

②の作り方
1 ほうれん草はさっと茹でて適宜切る
2 アンチョビペーストとバルサミコ酢、オリーブオイル、こしょうを合わせてドレッシングを作る
3 1に2をドレッシングソースとしてかける。エゴマをふって出来上がり

③の作り方



1 甘長唐辛子は軸のかたい部分を切っておく。黄パプリカは細切りに、タケノコも細切りにする
2 粗みじん切りの生姜と食べやすい長さに切った糸こんにゃく、1の野菜類を炒める
3 水分が飛んだら、グリーンカレーペーストを加えてさらに炒める
4 水を加えて煮る
5 ナンプラーとココナツミルクを加えて味を調える
6 軽く煮立たせたら、器に盛り付けて出来上がり


もちろんベストセラーにも、形は口当たり良く書かれていても、内包しているもの、扱っているものは深い、考えさせられるポイントを掘り下げている、
そういうものもあると思います。
それはそれで評価されてしかるべき。
ただ、やっぱり、揺さぶられる、頭が痛くなる、ずしんとくる、読み返す、
そんな知的刺激が欲しかったりして。
なんかぐちぐちと言ってしまってスミマセン。

話は変わって昨日のニュースジャパン。
夜おそめのフジのニュースですけど、政治のニュース部分、見た方いらっしゃいます??
なんとなく私は見ていたんですけど、驚きの事件がっ!!
バックに流れていた効果音、曲がすべて、「銀幕版スシ王子!」だったんですよ~~~っ
朝日でもないのにっ?!
驚きました。
やっぱり音を聞くだけで大画面の王子がリアルに思いだされて…
なのに、はたと画面を見れば麻生さん、小沢さん。。。
ぎょっっ
…ってそりゃ意味が違うって(笑)

というわけで、映像は…(@_@;)
でしたが、思わぬところで光一君に出会えてっ
(頭の中でね・笑)
懐かしく、幸せ気分でした

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2 コメント

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Unknown (ちぃ)
2008-10-02 23:24:33
携帯電話、パソコンが普及して
最近は「活字離れ」な方達がいるようですね。
私も本は大好きでジャンル問わず読んでいましたが
今は、と~んとご無沙汰さんになってます

図書館でも、今は単行本など問わず
何でも揃っているみたいですね。
やはり、有名な本などは口コミなどで
知られて半ば、興味半分、話題づくり半分
という傾向で読まれている方が多いかもしれませんね

昔の本を読み返して読んでみるのも
また違った想像で楽しいかもしれません
読書の秋、いい気候なので
素敵な時間を過ごされてはいかがでしょうか

またオススメな本があれば
是非 教えて下さいね!!
返信する
>ちぃさん (jasminum_2007)
2008-10-02 23:41:23
そうですね~、活字離れをなんとかとどめたい、その結果の今のベストセラーの雰囲気、という気がします。

興味半分、話題作り半分、
まさにっ!!
申し訳ないけれど、中身あります??
な本が意外にも売れまくっている状況に、白けることもしばしばで…((+_+))

一度読んだ本を年月が過ぎて読み返すと全く違った視点で見えてきて…。
ステキな発見をすることも多いですしね。
「ノルウェイの森」とか、初めに読んだときは主人公よりずっと年下だったのですが、先日読み返すと、同年代、ちょっと上、くらいになって(^_^;)
また全然違った角度から楽しめました。

私は村上春樹さんとか好きですよ。
そんなに好きじゃないのもなかにはあるけど、やっぱりとりあえず新作が出れば読みます。
軽いのだと村上由香さんとかも。
あ、村上つながりであげているわけではないですけど(笑)
ほかは…遠藤周作さんの暗いほう(笑)柳美里さんはものによるかな?
最近だと吉田修一さんの「悪人」はまぁまぁ好きでした。

秋の読書。楽しみたいですね♪
ちぃさんもよろしければぜひ☆
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