cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

音。

2008-12-21 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

今日は日曜日。
ま、日曜日でなくてもまったり過ごしている、暇人極まりない私ですが、
本日もマイペースな一日。
今朝は年末ということもあり、ラジオで放送されていた第九を聴きました。
生誕100年のカラヤンの指揮による演奏で…。
カラヤンが好きか?といわれると、困るところなのですが、
う~~ん…ま、一般的に名演名演と騒がれるほど好きではないけれど、
というところでしょうか。
実よりも華やかな人気、スター性、そのへんに存在意義のある方のような気がしますね。
いや、これは否定的な意味だけで言っているわけではないですよ。
もちろん魅せるうえで、そういう点もまた必要なことではありますから。
…ってま、それは本題ではないので置いておいて。

朝から重いなぁとは思いつつ、だったのですが、やはりこれを聴くと、日本の年末を感じます。

オーケストラに独唱者に合唱隊、
繰り返されるテーマに壮大な音…
ヨーロッパではそんなに演奏頻度の高い曲ではないのに、これほどまでに日本で定番化しているという事実、
おもしろい話ですよね。
初期のCDが74分収録だったのは、この曲が全曲演奏で入るように考慮したためだったとか、とかく日本の生活のなかに根付いている…
知らない人はいない曲ですよね。

なんとなく、
ま、これは私の個人的な思いですが、
この曲は聴くよりも歌うもの、自身も参加してこそのもの、
なんだかそんな気がする曲です。
聴衆もみな声をあげる、熱狂する…

Deine Zauber binden wieder,
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Brüder,

神の偉大な力は、きびしくわけ隔てられたものを、再び結び合わせる
すべての人間は兄弟となる

あの熱狂感、参加を強く促してくるような力は、こうした詞にもあらわれているような気がします。
交響曲には非常に異例な声楽が導入されていることもそういう性格ゆえかもしれませんね。

すべての人間は兄弟…
日本の初演が当時のドイツ兵捕虜によるものであったことも、理解できる、
詞をかみしめると、その思いが一端でも伝わってくるな気がします。

詞であるにもかかわらず、比較的分かりやすい、平易なドイツ語であるところも、こう身分かかわりなくみなをひきこむ、
全人類の熱狂…
そういう意識があって、かもしれない、なんて。
音もまた。繰り返される印象的なテーマ、
誰もが簡単に覚えられる、口ずさめる…
そうであってこそ意味がある、
聴衆を参加者として強くひきこむ、熱を与え立ち上がらせる、
そういう意図があったのかも、
そんなふうにも感じます。

そして、多かれ少なかれ、音楽にはそういう役割を与えられたものもあるわけですが、
革命とは一種無縁な、熱狂や積極的な参加とは無縁と考えられやすい日本で、この曲がこれほどまでに市民権を得ているというのも、不思議で興味深いことのように感じます。
オーケストラの収入が少なくて、楽団員の年末年始の生活に困る現状を改善したいと、合唱団も含めて演奏に参加するメンバーが多いことから、
ドイツでの年末に演奏される事例を引っ張ってきて、演奏を広めていった、
と日本での年末演奏の起源を説明する向きもあるようですが、それだけではこんなに受け入れられない、根付かないような気がするし…
やっぱり「なにか」がある、力のある曲なのでしょうね。
ちょっと普通の室内楽とは違う特殊な感じも、様々な面で、こういった現象を起こしているのかもしれません。

メジャーすぎて、とちょっとバカにしてしまう感じも正直あったのですが、久々に聴くと、そしてこうして改めてかみしめ、考えると、
これはこれでやはり偉大な作品、残るべくして残る作品、生き続ける作品、というふうに感じました。

あぁ~、それにしてもやっぱり丸ごと全曲はきつかった…
おかげで昼からぐったり。
音楽はとにかく聴くの大好き、するの大好き、
なんですけど、その大好き、楽しい☆をほんのちょっとやりすぎると、ひどく疲弊してしまいます
楽しんでいるからその時には気づかないんですよね…
で、抜け出たとたん、魂まで抜けてた、ぐったり…みたいな(苦笑)
。。。よくやってしまいます。
そうなりそう、と分かっても、やっぱり途中でやめるのもやめづらい、
最後までどっぷり入りたくなる、
で、入ると、やっぱり…って。

まったくどうしたらいいんでしょうねぇ。
かといって、ナシで生活なんて絶対できない、
そんな暗~~~い生活は私には考えられない、
そんな救いがなかったらたぶん生きていけない、
と思うし。
困ったものです。

底のない魅力をもっているゆえ…
とりつかれる、
近づこうとすると、けり落とされたり
でもどこまでも美しく光っていて、
その美しさは手を伸ばしたくなって…
単純に美しさに惑うことで救われたり、
近づこうと苦しむことが、生きる喜びにもなったり。。。

こわいけどやっぱり捨てられない…
音って不思議なものです。

う~~ん、頭おもっ…
ほどほどに…しておけばいいんだけどねぇ


今日のレシピです

・鰤のムニエル 昆布バルサミコソース …①
・かぼちゃとサラミのサラダ …②
・水菜とごぼうの胡麻アンチョビ風味炒め …③


①の作り方



1 昆布の佃煮とバルサミコ酢、水、みりん、塩、醤油少々をミキサーにかけてなめらかにしておく
2 ぶりは塩こしょうをごく軽くして、粉をはたく
3 2をオリーブオイルでソテーする
4 パリッと焼きあがったら取り出し、余分な油をふき取る
5 4の鍋に1を入れる
6 じっくりと煮詰めて酸味が飛び、とろっとしたソースになったら火を止める
7 火からおろしてバターとオリーブオイル少々を加え、ソースとして仕上げる
8 7のソースと4のぶりを盛りつけ、芽ねぎを添える


②の作り方



1 かぼちゃは蒸してマッシュし、塩こしょうをしておく
2 生クリームとマヨネーズを加え、和える
3 器に盛り、サラミを添える

※今日は冬至です♪


③の作り方



1 水菜は食べやすい長さに切る。ごぼうは薄めにスライスする
2 みじん切りのにんにくとアンチョビを胡麻油で炒める
3 香りが出てきたらごぼうを加えて炒める
4 水菜を加えて火を止め、味をみて塩こしょうを足す
5 器に盛ってひねり胡麻をふる


EndlessSHOCKプレミアムグッズ、到着してる方には到着しているみたいですね~
一日、クロネコさんにドキドキ?!して過ごしましたが、我が家はダメっぽい。。。
やっぱ当たらないよね…
でも、もしかして明日とか?!
…たぶん、というかまずないけど、万が一に望みをかけて待ってます(^_^;)

今日はDBですねっ♪
久々の光一君のマジックと「シンデレラ・クリスマス」。
一足早いKinKiからのクリスマスプレゼントだと思って、楽しみにしてま~す
存分に楽しみましょうねっ☆
ではではっ


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2 コメント

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Unknown (ブルーハート)
2008-12-22 00:25:11
今夜のDBは、光一クンのマジックがアラッ失敗と思わせる驚きマジックで、なかなか上手だったネ
でも、ハゲネタを今夜最後でって・・いったい、いつからこんな事を言われる?ようになっちゃったのかなぁ~
返信する
>ブルーハートさん (jasminum_2007)
2008-12-22 12:36:11
マジック、久々に見たね~☆
誕生日を出しちゃうなんて、きゃぁ~~~っ(o*>ω<)o
やってくれるわぁ。
あんなの反則よぉ~~っ
大騒ぎしちゃったよ(^▽^ゞ
全国の悶えも聞こえそう(笑)
ハゲねぇ…いつ頃からだろ(^_^;)
ま、王道かっこいいだけ、マジメだけ、じゃ、長持ちしないっていうか…エンタメ界的にまずいからね~。
あえて、で始めたらなんか続いちゃった、みたいな感じかなぁ
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