今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

中2のムスメ

2014-05-31 19:24:23 | ブログ

Dcim1114

公私ともに慌ただしかった5月も今日で最後・・・初夏を思わせる好天気が続いているが、天気予報によれば来遊は雨模様ということで、まさかの梅雨入りか?

先週多くの中学校で体育大会が開催された。

ことしからPTAに復活したワタシも何らかの形で参加したいと思っていたが小学校とは勝手が違った。

『今よりも良くするのではなく悪くさせない』というトップの方針でリスクの排除が第一だ。親の意見や感想よりも自身の経験が最優先されているため新しいプログラムなど到底受け入れてもらえない。

よほどのトラウマがあるのか明らかに父兄を見下したような発言が多いような気がする。

「教師は自身の家庭を犠牲にしてまで子供たちに尽くしている。もっと父兄がその点を理解し協力する姿勢が必要だと思う。」

なるほどそれではと思いPTA活動の促進を図り、教師や親も参加できる体育祭プログラムを提案したが一蹴された。

「これは祭りではなく学校行事、教育の一環なのだから親は入ってこなくてヨロシイ。」

どうやら忙しい教師たちを認め、何か求めるのであればそれはそれぞれ家庭でやって欲しい・・・ということか?

ところで躰が大きいせいで周りから一目置かれ、かわいらしさを表現するのが苦手なところは親子2代同じだ。その気心はお互い良く知れている。時には恋愛トークや友人関係など相談してくることもあり、それは父親冥利に尽きる。

それにしても、まだまだお菓子が好きなあどけない子供だ。

周囲の騒がしさを気にせず、素直に自分の好きな道を歩めばイイ。


スィーツよりも甘い父親

2014-05-15 19:19:09 | ブログ

Dcim1090 “マンボ”by BROADHURST'S

「GWはムスメとふたりでUSJに行ってきた」と知人に自慢した。

リアクションは容易に推察できた。

「絶対にあり得んなぁ」

そりゃあそうだろう、ワタシもそう思う。

『もう二度とはないかも・・・』と思うと少しさみしい気持ちがした。

彼女の目的はワタシの財布であることは解っている。

目当ての店でなければテンションは低い。

二泊三日の旅行で明らかに態度が違うことが何度かあった。

それでもイイとワタシは思っていた。

だがさすがに高額の品になると気が引けたようだ。

ハリウッドスター直筆サイン入りポスターなどは数十万の値札がついていた。

狙いはハリポタのサイン入りセル画だったが残念ながら無かったようだ。

おそらく金銭感覚の鈍いワタシであれば勢い余って買い与えてくれると踏んでいたのだろう。

しかしお目当てのモノが無いため、早くその場を立ち去ろうとするムスメにホッとしているワタシを彼女は気付いただろうか?

旅の最終日、観光グルメサイトで見つけたスィーツショップに立ち寄る。

雨降りの中、環状線玉造駅から傘さしながら歩いて30分、明らかにテンション低めのムスメに「笑顔、笑顔!!」とリクエストしながら撮った写真だ。

そしてこのケーキを食べたのはワタシ・・・マンゴーのババロアはちょっぴり酸っぱかったが、「今度はディズニーに行きたいね」と言ってくれたムスメにほころぶ親バカ。

『まじ悩むなァ』


真面目男が行く。

2014-04-30 20:30:28 | ブログ

Dcim0987

娘が所属する高校吹奏楽部のマーチングで彩りを添えるガード隊の小道具「サーベル」 を作った。

長さや重さ、反り、重心などは見本があったので設計にはさして悩まなかったが、安全に関しては正直まだ不安が残る。

規律正しく行進する吹奏メンバーの曲に合わせてガードは跳んだり廻ったりと忙しく走り回る。華やかな衣装に身を包み、色鮮やかなフラッグを振って演奏をビジュアルから盛り上げる。

そしてそこで使われるのがこの「サーベル」だ。

これをバトンのようにクルクルと回転させたり、高く放り上げて見事キャッチした場面では父兄から思わず拍手が沸きあがるハラハラドキドキするシーンだ。

だがこのガード隊の中には演奏に加わる子供もいる。

上手く指や手に負担が無いようにキャッチできればいいが、場合によっては痛い目に合うこともあるという事だ。

今回フレームはアルミのパイプを使用し反りの形状を安定させた。そしてその外周にはクッションテープを施し衝撃の軽減を計った。

だが落ちてくる「サーベル」の姿勢によっては危険を感じることもあるだろう・・・当たった瞬間「サーベル」が壊れてくれればいいが、使い捨てというわけにもいかない悩ましい問題だ。

まあバトントワリングの「バトン」からすれば相当数こちらの方が安全であることは間違いないと思うが、未来ある子供たちにケガを負わせたくないというのは誰しも同じだろう。

ところで残念なことに隣国では大変なことになっている。

まずは亡くなられた多くの犠牲者、多くの高校生に哀悼の意を表す。何度も何度も繰り返し報道される映像に胸が痛むとともに、「なんで?」という怒りを伴う疑問が湧き起こる。

二重にも三重にも重なる人為的ミス。そして繰り返される対応の拙さ。そして感情的発言と責任転嫁・・・やり場のない怒りは政治へと向けられ引責辞任で幕を引こうとするがどうも収まらない。

何れにしても誰を罰したところでこの悲しみは癒されないだろう・・・

外資によって成長したグローバル企業はその恩恵を投資家に配分し、多くの労働者は安い賃金で決して裕福とは言えない生活を送っている。不況に喘ぐその怒りを女性大統領は過去の戦争責任問題に転嫁して吐き出させていた。しかし今回の件で高い支持率が急落したと報道されていた。

ただこれは対岸の火事ではない気がする。

自分本位で、自分に利することしか興味を持たない日本人を多く知っている。ワタシの廻りにもたくさん居る。

街行く人にもいる。政治家にもいる。博士も医者も学者もいる。社長も上司も部下もいる。教師も父兄も子供もいる。いっぱいいる・・・

ワタシはそんな人間にはなりたくないのだが、はたしてそんな真面目男(バカとも読める)はいつまで続けることができるのだろう?


星に願いを

2014-03-07 19:55:28 | ブログ

何かの記事で読んだ。

「人が善いことをした。人はそれを誇りに思う。だが誇りは紙一重で自惚れとなり、そして驕り高ぶり他人を責める。」

誇りを持って生きることは正しい。自信に溢れ堂々とした生き様は見ていても気持ちがイイ。人が何と言おうと自分の信念を貫き通す。その積み重ねは称賛に値する結果をもたらす。

「失敗しないのは成功するまでやり続けるから」

成功者と呼ばれる時代の寵児やセレブ達がよく口にするセリフだ・・・人の忠告など聞かない。そして、いつの間にか名前を聞かなくなった者も多い。

「驕れるものは久しからず ただ春の夜の夢の如し」

古来から語り継がれる定番のストーリーに相も変わらづ嵌まるのは日本人だけではない。

お隣の物騒なお国でも古来からの教えがある。

古来史記の中で三皇五帝の一人帝堯の人物像が伝えれれている。

「その人徳は天の如くで、知は神の如くで、富ても驕らず、貴くしても侮らず、百姓をその才能に応じて分かち、万国を和合した」

さすが四千年の歴史、こんな素晴らしい教えがあるのにこの頃では悲しい出来事ばかり。

「内憂外患」の閉塞感を打破するには良心への道案内、コオロギのジミニー・クリケットを探してくるしかないのかも。

しかしそれにしてもこの空はなんだ?人間の欲望が産み出した毒雲が空を覆う。

これではジミニーが夜空のブルーフェアリーにお願いができない。

「どうかこれ以上自惚れ屋の鼻が伸びませんように・・・」


イミテーションドーナッツ

2014-03-06 20:13:22 | ブログ

年間のなかでも一番の繁忙期を迎え、目の前の仕事を片付けていくだけで日々が過ぎていく。

ある意味では充実しているといえるが余裕がないのも事実・・・機械的で冷徹な数字と格闘して充血した眼を擦りながら、ストレスで満杯になったハリネズミのような心臓を包み込む重い躰を引きずって家路につく。

何というわけではないが何がしかの期待を抱きつつ靴を脱ぎドアを開ける。そして何というわけではないが何がしかの失望によって、自分では気が付かぬピリピリ感のオーラを醸し出す。

辛うじて温かい湯船に浸かり、固く凝り固まった前頭葉に血を通わせることで凍りついた感情がやさしく鼓動をはじめる。それが叶わぬ時には安物の赤い葡萄酒で疲れを癒す。だがそれは危険な賭けで、時として劇薬となり、ますますフラストレーションを高めてしまうこともある。

そして、いつも思う・・・なぜ?

さらに思う・・・やさしさは何処に消えた?

たとえそれが画面の中で寄り添う癒しであっても

たとえそれが次女が作ったイミテーションのチョコドーナッツであっても

この傷んだハートをやさしく解かしてくれるのであればそれでイイ。